夜から明日は雨の予報です。
今日は昼から東成区医師会の生涯教育講演会の座長をしてきます。
東京電力は4月から本格始動させるために試験運転していた汚染水処理装置「ALPS」で支障が出たようです。
「ALPS]は多核種除去装置で、汚染水に含まれる63種類の放射性物質のうちトリチウムを除く62種類を除去できるというものです。
前処理設備と16基の吸着塔(タンク)からなり、活性炭など7種類の吸着材で放射性物質を取り除きます。
1リットル当たり1億5千ベクレルだったストロンチウム90を処理後、0・1ベクレル以下にまで低減させることが、試験運転で証明されています。
ALPSはA~Cの3系統があり、昨年11月から3系統を同時に動かす試験運転を行っていました。
1系統で最大1日250トンの汚染水を処理でき、3系統同時にフル稼働すれば1日750トンの処理が可能となります。
実際には、常時2系統となります。
福島第1原発では、1~4号機の原子炉建屋に地下水が流れ込み1日約400トンの汚染水が発生しています。
今回東京電力は試験運転中のA~Bの3系統全てを停止したと発表しました。
汚染水に含まれる放射性物質を十分に除去できなくなっていることが判明したため、調査を行うことになりました。
原発事故の処理がなかなか進みません。
海洋汚染が心配です。
本当にオリンピック開催ができるのかも不安になります。
今後の情報を注意して見守りたいと思います。
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