ご注意を。
iPS細胞を使った網膜色素上皮細胞を人間に移植する臨床実験の計画が神戸市の理化学研究所で進んでいます。
同じ理化学研究所から1匹のマウスからクローン作製を繰り返し、25世代、計581匹のマウスを作った発表しました。
優良な家畜や絶滅危惧種のクローン作製に期待ができるということです。
クローンを繰り返す「連続核移植」は、続けるうちに異常が蓄積するため、世代が進むごとに出産率が低下します。
マウスで6世代、ウシやネコは2世代が限界とされていました。
若山照彦チームリーダーらは2005年、トリコスタチンA(TSA)という薬剤を使うと異常の確率が低下し、マウスの出産率が上がることを発見。
1匹の雌のマウスをもとに、約7年かけてクローンを繰り返した結果です。
TSAを使わない場合1%程度だった出産率は、最高で約15%。
世代を経てもクローンマウスの寿命や繁殖能力などは自然のマウスと同程度で、TSAの副作用もないということです。
使い方を誤れば恐ろしい技術です。
どうか良い方向でのみ使ってほしいと思います。
今日は3.14。
皆様よい一日を。。
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