土佐一條公家行列、 500年前にタイムスリップ (その2 晴れ姿で出発)
連休中の2012年5月3日、第21回 土佐一條公家行列が、四万十市で開催されました。
昨年の北海道旅行で知り合いになった、四万十市の山下様ご夫妻からゆっくり泊まりに来てください・・・とお誘いを受けており、土佐一條公家行列を見たことがなかったので、妻と出かけました。
500年前にタイムスリップ したような華やかな衣装の公家行列で、21回を重ねる四万十市の市民挙げて開催される素晴らしい伝統行事を、心躍る気持ちで取材して来ました。
土佐一條公家行列「藤祭り」、 500年前にタイムスリップ (その1 スタート前)
土佐一條公家行列「藤祭り」、こどもからお年寄りまで198人の行列が出発を待っています。
一條神社からの出発時間は13時30分、沢山の方が詰め掛けて来ました。
午後1時半、露払いの武士を先頭に一條教房役の田中全市長が馬に乗り、一條神社を出発しました。
2代目・房冬の妻玉姫役に選ばれた県幡多土木事務所職員の猪野るみさん(29)や稚児、女官らが続き、中心商店街約2・5キロを練り歩いた。
一條教房の孫に嫁いだ今年の玉姫役は、県幡多土木事務所の猪野るみさんだそうで、艶やかな中にも愛嬌があって大変盛り上がっておりました。
土佐一條公家行列、 まさに500年前にタイムスリップ したような素晴らしいものでした。
平安衣装を装った侍女(じじょ)や、なんとも可愛い幼い女の子の童女(わらわめ)?でした。
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土佐一條公家行列は、1468年(応仁2年)に応仁の戦乱を避け、一條教房(のりふさ)が中村にきた時の様子を再現したものです。
京都の葵祭の公家行列に倣って行われるもので、室町時代の衣装を身にまとった総数延べ200人の行列が市内を練り歩きます。
それぞれ役職に応じた色とりどりの衣装は、時代絵巻さながらの華やかさです。
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