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パソコン不調により 更新が遅れました 都心の建築ブームにつき所感を

毎度同じような驚きを感じておりますが、今回は都心のビル建て替えについて。
東京駅八重洲口といえば、ひと昔前であれば、反対側の丸の内側が整然とした景観が
続いていたのに対し、地味というか、混沌と言うか、まあ、一種独特の雰囲気があり
ました。良くも悪くも、それが特徴でした。

ところが、いつの間にか高層ビルへの建て替えが始まり、更新のテンポが速まって
います。そもそも、数十年前と比べて、取り壊し ⇒ 建設工事 ⇒ 落成 この
時間が驚くほど短縮されているのですね。コロナで足が遠のいた間(と言っても、
最大3年)に、安普請(失礼!)の低層ビルは消滅し、堂々たる高層ビルが続々と
完成しています。十年前、二十年前に得意先の支店や本社があった古びたビルは
消え、見るからにセキュリティが厳しそうなビルになっています。

立派です。日本経済再生の基地が強化されている・・・と思わぬでもないのですが、
安価な定食屋、決して美味いといえぬコーヒーが出てくる喫茶店、初老のご夫婦が
切り盛りしていた小店舗、サラリーマンやOL(これは死語ではないですよね?)が
息抜きに利用した各種飲食店・・・それらが、古びたビルと共に消えつつあります。

もちろん、新しい、洒落た作りのビルが競うように立ち並ぶ様子も結構なのですが、
何やら線路の北側の一帯、つまり、丸の内側のような気取った雰囲気が進出して
くるようで・・・少々、寂しい気持ちがしました。

いえ、決して不満ばかり並べているのではありません。老朽化した、あるいは。
しつつあるビルの更新は安全面からも必要ですし、綺麗な都市景観を目指すのは
悪いことではありません。しかしながら、昭和の後半を知る一人としては、嘗ての
親しみやすいビルが連なっていた都心の景観に懐かしさを感じるのです。

紫紺倶楽部事務局 嶋 丈太郎
携 帯 090-1702-5076 
メール shimajyo.oripro@nifty.com 
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