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▲大貫中央海水浴場
内房の海の良い点は、遠浅で波がとても穏やかなところでしょうかね。2歳の二女を遊ばせるにはちょうど良い塩梅でして、姉妹で何時間も波と戯れておりましたよ。
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▲さざ波館(富津市小久保)
旅の手配は家人に任せていたので、まったく無頓着だったのですが、たどり着いた「さざ波館」、これが実にレトロな良い雰囲気の旅館でありました。1931(昭和6)年の開業で、名付けはかの巖谷 小波(いわや さざなみ:1870-1933)だというのですから驚きです。
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▲玄関はこんな感じ。
小波は明治から大正期にかけて活躍した作家で、『桃太郎』などに代表される日本のおとぎ話の数々を、当時の児童向けに書き改めて世に広めた人物です。いま現在のわたしたちが、おおまかに頭の中で覚えている昔話の筋立ては、ほとんどが小波によって再生されたものといっても過言ではありません。
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▲巖谷小波の貴重な資料が!
「日本のアンデルセン」とも喩えられる小波のゆかりの宿…う~ん、こういうことがあるから旅はやめられません。まさに亀も歩けば棒に当たるってか!?
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▲カサゴの姿揚げ(おいしゅうございました!)
と、ひとまず夏休み家族旅行の初日はここまで。おかげさまで天気にも恵まれて、顔から足先までヒリヒリ状態に。別に日焼けしたいわけじゃないんですがねぇ…とほほ。
☆富津へ(平成24年8月11日)
小岩 →[自動車]→ 京葉道 → 館山道 →
富津中央 → 大貫中央海水浴場 → さざ波館(泊)