▲網走ビール流氷DRAFT(淡いブルーがおしゃれ.美味しかった)
この秋10歳になる次女との二人旅2日目午後―
わたしが小学校5,6年生のときの担任だったO先生宅を訪問するため,野付半島から北見市街へ向かいました.先生は出身地である北見で教員生活を終えられて,いまは奥様と平穏に暮らしていらっしゃる.
O先生はサラリーマン経験を持つ,当時としてはかなり異色な,いわゆる“熱血教師”で,授業中に何度も北海道の話を聞かせてくれました.
ある日,「日本からいちばん近い国はどこか知ってるか?」と聞かれて,当時こまっしゃくれたガキだった私は「台湾.与那国島から船で30分で行けるから」と付け焼き刃の知識で答えました.
すると即「それは違う.ソ連(当時)だ」と.そのとき初めて北海道の“目と鼻の先”に(他所の国に奪われた)国後や歯舞,色丹,択捉という島々があることを知ったのでした(今回の旅の目的のひとつが,その“目と鼻の先”の島を見ることでした).
あれから40余年が過ぎ…
実際にお会いする機会は今生で最後かなと思ったので,小学校のときに先生のもとで学んだ2年間が,いかに自分の人格形成に大きな影響を与えたかということを謝して,万感の想いで先生のお宅をお暇しました.
戸惑うことなく恩師と呼べる先生との出会い,人と人との縁の大切さ,傍にいた娘の目にはどう映ったかな.
☆亀歩当棒録「道東2日目」2019年9月22日PM
野付半島 →[レンタカー]→ 北見市街 →
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