はい、しげのですが?

匿名でないと困ることは書かない。最近は体調不良で投稿めっきり減ったが。

映画「サマショール」上映のご案内と協力のお願い

2020年02月24日 09時19分16秒 | 被災地支援その他

この映画に関して伝えたいことはたくさんあるのだが、体調の問題もあり、それを形にする時間がなかなか取れずに時間が経過している。とりあえず、事業所の利用者向け発送を明日に控え、そのお知らせを流用する形にした。また、追っていろいろと配信できることを祈っている。

当ブログを見ている方は、6年前のお知らせも参照してください。

映画「サマショール」上映のご案内と協力のお願い

2020年2月25日 風雷社中「相談をめぐる冒険」茂野俊哉

 

今月末から「ポレポレ東中野」で上映される映画のチラシを同封しました。

また、前売り券を風雷社中茂野が扱っております。


風雷社中では、東日本大震災発災直後から被災地支援活動に関わり、特に福島から大田区に避難した障害当事者ご家族の紹介で、南相馬市へ被災地域の障害者の実態調査に行きました。

また、その聞き取り結果に基づき、大田区の障害者支援事業所と南相馬市の障害者支援事業所の協働事業として、南相馬市での移送支援事業も展開してきました。


一方で、原発事故発災直後に現地(主に飯館村)に入って調査、報道活動を継続してきた豊田直己さんとの交流を持続してきました。


豊田直己さんは30数年前から茂野と、パレスチナで活動する医師の支援で一緒に活動してきた経歴があり、その後も交流を続けてきたフォトジャーナリストです。イラク戦争の取材や、チェルノブイリの放射能汚染問題等に知見があり、その機材や知見を持っていち早く汚染地域に入ることができました。南相馬市と飯館村は隣接しており、互いの情報交換を継続してきました。


そのような関係から、茂野は前作を映画化する「映画「遺言」プロジェクト」の事務局を担当し、その後、豊田直巳写真展『フクシマ~尊厳の記録と記憶』の事務局も担当しています。


2014年に公開した前作「遺言-原発さえなければ-」は事故発災から3年間を記録しましたが、本作はさらに6年間の追跡です。飯館村を記録した映画はいくつかあるのですが、豊田・野田両氏の視点は元酪農家の長谷川さん夫婦を中心としたもので、変わりゆく地域の実態と人の苦悩を静かに伝える作品となっています。

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「村には見えない怪物がいる」

これは、飯舘村の村民の声です。


前作公開後の2017年に飯舘村は避難解除されました。その後、彼ら酪農家たちは避難解除をどのように受け入れ、帰村を実現していったのか。

そこには、「帰村」をめぐる村人たちの分断があり、放射能に立ち向かいながら村での新たな日常を築き上げる彼らの「挑戦」があります。


そんな未来へ向かう村民の姿も真摯に記録し、皆さんに届けたい。

村人の沈黙の中にある心の叫びを、映画を通じて知ってもらいたい。

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ぜひ、劇場へ足をお運びいただければとお願いいたします。



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