バカは風邪をひかない？

『バカは風邪をひかない』

この言葉、人生で一度は聞いたことがあるのではないだろうか。

実際、私自身も小学生の頃、このことわざを知ったわけで、難しい言葉ではないので、読んで字の如く、バカは頭は弱くても体は丈夫だから風邪なんてひかない、そんな意味だと思って過ごしていた。

その後も特にこの言葉の意味を調べることもなく、ただ、風邪ひかないことを、俺はバカだから風邪ひかないんだ！なんて、自虐的に言っていたこともある。

ただ、これが中学生、高校生くらいになってだろうか。意味を調べたわけではないが、『バカは風邪をひかない』って言うけど、風邪をひかないのではなくて、風邪をひいても気づかないんだわ、と悟った時期がある。

実際、本来の意味を調べると「「馬鹿」と呼ばれる人間の鈍感さを「風邪を引いても、その症状を自覚しないほど」とたとえて言ったもの(Wikipedia)」と出てくるわけで、それが本来の使い方なのだろう。

しかし、まぁ、調べもしてない私は自分で核心をついたかのように、『バカは風邪をひかないことはない。バカは風邪をひいても気付かないんだ。』と誇らしげに言っていた気がする。

なんにせよ、風邪はひかないのが1番。

健康に生きていきたいものですね。