出津農楽舎の日々 

〜種を植えると、芽が出るのが不思議でたまらない〜
長崎市 世界遺産の出津集落で始まる農楽舎でのあれやこれ☺️

今年も、紫もち麦 発売します!

2021年06月25日 | 農園

今年も、紫もち麦、発売します!!

紫もち麦は

植物繊維は精白米の約20倍カルシウムは約3倍カリウムは約2倍ミネラル・ビタミン豊富です。

外皮は紫でポリフェノールの一種アントシアニジンが豊富です。特に豊富な水溶性繊維βグルカンは、食後の血糖値上昇を抑えコレステロール値を下げ糖質や脂質の吸収を抑えると言われています。

 

お召し上がり方

いつものお米と一緒に炊いてください。もっちもちのおいしいご飯になりますよ!!

お米1合(1カップ)に対して、だいたい50g(半カップ)の紫もち米を入れます(お好みで)。

お米はいつも通りの水加減をして、さらに入れた紫もち米の2倍の水を入れます。

(例えば、1カップのお米、半カップの紫もち麦、2カップの水で炊く。)

雑炊やスープ、味噌汁に入れたり、いろいろ工夫してください。

世界遺産出津集落ののどかな丘で・・・

シバヤギが雑草を食み、シバヤギのふんの栄養をもらい、除草剤などの農薬は一切使わず、自然の中でのびのびと育った紫もち麦

丁寧に刈り取り

はさ掛け、干して

お山の上で長閑に脱穀して

昔ながらの唐箕で殻を取り除き

お日さまの力で、しっかりと乾燥させ、優しく精麦すると・・・

紫もち米の完成です。パッケージも丁寧に一枚一枚カッターで切って、ノリで貼って・・・

ようやく今年の商品が完成です。

300gが400円

800gが1000円

外海の道の駅 夕陽ヶ丘そとめに出荷しました。

数量限定です。昨年も、皆さんにたくさん買っていただき、あっという間に売り切れました。ありがとうございます。

どうぞ、今年も、ご賞味ください

 

 


唐箕で籾殻を吹き飛ばす! 

2021年05月31日 | 農園

よく晴れた日曜日の午前中は、唐箕を使った作業を行いました。

これが唐箕(とうみ)。歴史民族博物館にも並んでいますが、ここでは現役です

まず、天日干ししてカラカラに乾いた麦を上の部分のここに入れます。

仕組みはこんな感じ。アナの空いた三角の部分を左右に動かすことで、その上の羽が動き、麦を入れた奥の中にある穴の隙間を調整します。そうして、取手を回すことで、中にある風車が周り、風が起き、ゴミが吹き飛ばされ、きれいになった麦が下に落ちてくるという仕組みです。

唐箕で麦の籾殻を吹き飛ばす!

上くらいに籾殻があったのが・・・

ほら!このくらいまで綺麗になります。風の力です!!!

この日は、30キログラムの袋が5袋出来ました!

私も、必死に回しました

そろそろ田植えの準備が始まります


梅雨の合間に麦の脱穀

2021年05月29日 | 農園

あちこちで田植えが始まっていますが・・・

外海の出津地区の杉山農園では、麦の刈り入れ、脱穀、天日干しに大忙し・・・

この日も一日中、麦、麦、麦

ここまで穂がしっかりとしてきたら、梅雨の合間をみて刈入れです。今年は、梅雨入りが早かったから、いつ刈り入れるかと困りました。

こうして稲刈り機で刈っていくのですが、一輪車なので、しっかりと支えないと倒れてしまいます。出津地区は、山の斜面に畑があるので、機械を支えながら刈るのは、結構大変です。これは便利な機械で、刈った後、そのまま束にまとめてくれるので、それをはさ掛けして天日干しします。

麦も米もですが、はさ掛けするのにはちょっとしたコツがあります。束を半分に開いて掛けるときに、ただ左右に開くのでなく、前後にずらします。それを掛けていくと、うまい具合に、しっかりとかかります。左右に開くと、フワフワ浮いた感じがして、二段重ねにして干すときには、不安定になってしまいます。皆さん、それぞれやり方があると思うのですが、私は、このやり方が好きです

こうして刈った後は、こんな感じ。広いでしょ!!本当に気持ちがいいところです(ここには、すぐにサツマイモを植えていきます)

この日は、はさ掛けした麦の脱穀でした。

私は、足の怪我のため、もっぱら動かずに機械担当でした

脱穀した麦は、シートに広げて、またまた天日干し

朝広げて、夕方シートにしまって、また朝広げて・・・と繰り返して、お日様をしっかりと麦の中に入れてあげます。

こうして麦を広げていると、フワッと香ばしい香りに包まれます。そう!麦の香り、みなみの風を感じるなあ・・・

と思ったら、なんとこの麦の名前は、「みなみの香り」なんですって

杉山農園では、このほかに、もち麦も同じようにして干しています。もうすぐ店頭にも並びますので、お楽しみに!!!

 

杉山農園 「もち麦」限定販売中!! 道の駅夕陽ヶ丘そとめ&ボーダレスラウンジ

2020年09月06日 | 農園

みなさま、もち麦って知っていますか?

ただの「もち麦」でないんです!!

ポリフェノールが特に多い「紫もち麦」です!!

 

杉山農園の紫もち麦ができました!

「もち麦」は、水溶性植物繊維の大麦βグルカンが豊富で、糖質の吸収を抑え、腸内環境を整える健康食品として大人気です。

また、コレステロールを吸収し、体外への排出を助けるということも知られています。

白米に混ぜて炊飯器で炊くだけで、モチモチプチプチの食感が楽しめて、とても美味しいんですよ!

 

食べ方は・・・

米1合に対して50gのもち麦を、米と一緒に炊飯器に入れます。

そして、お米の分の水を普通に入れ、さらに、もち麦の倍の水を入れます。

うーーーん、伝わったかな? 

お米1合を炊く場合、お米1合ともち麦50gと、1合分の水と100ccの水を炊飯器に入れてスイッチを入れるということ!!

モッチモッチでプッチプッチで、美味しく食べて、健康になってください

 

杉山農園のもち麦が買えるところ

①外海方面・・・道の駅 夕陽ヶ丘そとめ 〒851-2327 長崎市東出津町149-2

②長与方面・・・ボーダレスラウンジ 〒851-2121 西彼杵郡長与町岡郷2244

 

杉山農園では、完全無農薬で育てたもち麦を、天日干しし、昔ながらの唐箕で脱穀しています

世界遺産の出津集落の丘の上・・・

一つ一つ丁寧に、心を込めて・・・。

杉山農園ヤギ〜メェは、シバヤギとニワトリとアイガモと、安全で安心な農作物を育てています。

今年も、完全無農薬のもち麦が育ちました。

このくらいにツンツン育ってきた頃に・・・

こうやって足で踏んでいくんです!!そうすると丈夫な麦になるんですって!

日の光に輝く麦畑

杉山農園は、ヤギの力を借りて除草しています。のどかな、のどかな優しい農園です。

すっかり小麦色に染まった頃、こうして一列づつ刈っていって

 

天日干しします。

カラカラに乾いたら、こうして昔ながらの唐箕で脱穀します。

こんなに丁寧に丁寧に作ったもち麦を、一つ一つ袋詰めしました。

杉山農園のもち麦が買えるところ

①外海方面・・・道の駅 夕陽ヶ丘そとめ 〒851-2327 長崎市東出津町149-2

②長与方面・・・ボーダレスラウンジ 〒851-2121 西彼杵郡長与町岡郷2244

長与のボーダレスラウンジ。

こだわりの食品や手作りの物がお洒落に並んでいます。カフェもパン屋さんもあって、ゆっくりと時間を楽しめるところですよ!

 

大変貴重な紫もち麦です。数に限りがありますので、是非、早めに買いに行ってください!

 

杉山農園の次の農作物は・・

アイガモ米です。これも、もちろん完全無農薬安全で美味しいお米です。

お楽しみに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アイガモを田んぼに入れました 杉山農園

2020年06月28日 | 農園

こんにちは、杉山農園です。

今年も、アイガモが田んぼを走り回っています。

杉山農園は、無農薬で安全で安心して食べられるお米を作っています。

お米ができるまでをご紹介していきます。秋の新米まで、お楽しみにしていてください。

ここが、長崎市出津地区の杉山農園の田んぼです。

世界遺産に登録された長崎県の出津地区。
17世紀からの2世紀を超える、長い潜伏キリシタンの歴史を背負い、集落はひっそりと、いつも静かに佇んでいます。集落のあちこちに見られる石積みは、「石積み集落景観」として国の重要文化的景観に選ばれています。

杉山農園の田んぼは、段々畑なので、田植えはちょっと大変です

あいがもをタヌキやイタチなどから守るために、田んぼの周りをぐるっと網で囲みました。

田んぼの畦道の雑草は、このシバヤギたちが食べてくれます。

かわいいでしょ