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'95 クイーンステークス ~ 優勝:サクラキャンドル

2005-08-09 00:59:21 | 吾輩の「思ひ出」競馬
'95のクイーンステークスは秋の中山開催、エリザベス女王杯(現在の秋華賞に匹敵)のトライアルレースであった。
当時、千葉県松戸市に住んでいた吾輩は、会社の同僚数名といつもの様に中山競馬場へと乗り込んだ。
この日、その中には 須さん もいたね。 今振り返ると、須さんと一緒に競馬場行くと良く馬券が当たっていた気がする。
最近 須さん も 吾輩 も PAT派 にシフトしたからなぁ…。 機会があったら、また一緒に行きましょう 須さん。

この日の吾輩の本命は サクラキャンドル。 月曜の出馬表を見たときから、何かビビッと来るものを感じていた。 上手く言えないが。
ビギナーだった頃、出馬表を見てすぐに当たる強い予感というか胸騒ぎがよくあった。 最近はそれが無い…。 だから当たらんのか?


この サクラキャンドル、春のクラシックには無縁でトライアルレースにすら出ていなかった。 
前走ひっそりと500万下を勝ち上がってのクイーンS出走。 春の実績馬や夏の上り馬の陰に隠れ、人気の盲点となっていた。
500万下とはいえ、古馬の男馬相手に勝ち上がってきた サクラキャンドル。 デビュー以来初めて人気薄での出走となった。
秋競馬初戦となる春の実績馬 古馬に揉まれ、条件戦を勝ち上がってトライアルに挑む春の無名馬。
この図式は毎年毎年秋のトライアルレースで目にする。 そして後者が穴をあけるシーンを幾度となく見てきた。
夏競馬、秋を見据えて穴馬を探すのも面白い。 今秋も何処かのトライアルレースで …。

話を戻そう …。 レースは感動しました。 このレースで感動した人は少ないと思いますが 競馬暦1年の吾輩は感動したんです。
最後の直線、吾輩の目の前で繰り広げられる生競馬。 鞭の入る音、ジョッキーが気合を入れる声、17頭の蹄音、スタンドの大歓声。
そんなシュチュエーションの中で、単勝馬券に思いを託した(賭けた)馬が先頭で吾輩の目の前を駆け抜けてゆく。
この日、吾輩の考える競馬の醍醐味を見つけたような気がします。 吾輩の考える競馬の醍醐味 … それは単勝馬券。
当たったら勿論気分は最高 外れても味があるんです単勝馬券。 レース名と馬名が刻印されていて当時に思いを馳せるのも一興。
番号だけの馬券では数年後に引き出しから出てきても何を買ったか一目では解らないですが、単勝馬券なら一目瞭然。
ハズレ単勝馬券に刻まれた馬名と券面の金額を見つめながら苦笑いするも良し 鬱に入るも良し そこに歴史あり。
これをご覧の方々で単勝馬券買う人ってどれくらいいるのかな? コメント頂けると幸いです。


サクラキャンドル はクイーンS勝ちの勢いそのままに、次走エリザベス女王杯も制するわけだが、
今年のクイーンS出走馬の中にも、そんなシンデレラストリーを描けるだけの馬がいるか注目したい。