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kakonojibun

Fu*k me I'm feimasu

愛と幻想のファシズム

2008-02-07 | book
激動する1990年、世界経済は恐慌へ突入。
日本は未曽有の危機を迎えた。
サバイバリスト鈴原冬二をカリスマとする政治結社「狩猟社」のもとには、
日本を代表する学者、官僚、そしてテロリストが結集。
人々は彼らをファシストと呼んだが…。
これはかつてない規模で描かれた衝撃の政治経済小説である。

好きなシーンを1つ

車は中央高速に入り、すっかり暗くなった中に、八王子の夜景が見えてきた。
規則的に照らす青白い街灯と細かく点滅し、震える町の灯り。
見ろよ、母なる日本だ。
オレは母を犯して、父を殺すんだよ...



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ちなみにエヴァンゲリオンに出てくる鈴原トウジは、
この冬二に影響を受けているらしく、
深作欣二監督は「バトルロワイアル2」じゃなくて、
ホントは、これを撮りたかったらしい。
藤原竜也で。

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