「技術的熟達者」対「反省的実践家」

まだ続きます。　佐藤学「教育方法学」より　


教職の専門職化を推進する理論と実践の2つの対立する系譜

①技術的熟達者的モデル
　教科内容の専門的知識＋教育学や心理学の科学的な原理や技術

→教員養成に必要な力＝専門的な知識や原理・技術の知識基礎に基づく技術的熟達
　
　
②反省的実践家モデル
　教育の問題状況に主体的に関与し、子どもと生きた関係を取り結び、省察と熟考により問題を表象し解決策を選択する

→教員養成に必要な力＝実践的研究（アクションリサーチ、または、ケース・メソッド）を中核に、具体的な問題を実践的に解決する能力が養成される