自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

2015グロース日記 「 ミドルネーム 」

2015-09-17 08:35:16 | グロースキャンプ
さて、最終日の、最後の実習、そしてこの2015グロース日記もこれで最後。


朝食、その後の清掃を終えて、9:50、高原に出て、ミドルネームの実習。


自分の夢を実現するために、大切にしたい事を、苗字と名前の間に入れて、宣言する。


グループごとに一人ずつ順番に、小高い丘の上に立ち、眼前に広がる十勝平野に向かって、大きな声を響かせる。


腹の底から声を出すことなんて、最近の子どもたちにはあんまりないことなのだろうか。


最近は、大声が出ない子どもが結構いる。


それでも、グロースの子どもたちは、一生懸命大きな声を出す。


〇〇 自信がある 〇〇 !!


△△ やり続ける △△ !!


□□ あきらめない □□ !!


子どもたちの、本気の表情は、美しい。


時には、感激して、オッケー!と、叫ぶボクの声が震えてしまう。

このミドルネームは、子どもたちだけじゃなく、参加した全員が宣言する。


イントラも、サポーターも、オヤジも、そしてボクも。


最後の最後に、ボクが宣言する段になった時、


「 しばしば、ちょっと上で待ってて こっち、見ないで 」


わけもわからないまま、子どもたちにそう言われ、ボクは、一人ぼっちで待つこと約5分。


「 そこもうすこしみぎ 」 とか、


「 そんな感じ 」 とか、


「座 って 」 とか、なんだか意味不明な声が聞こえる。


「 しばしば、オッケー 」


そう言われて、宣言する場所に行くと、そこに見えたものは、、、、、







全員で、ハート形に座っている。


一瞬、声を失ったボクの耳に聞こえてきたコトバ。


「 しばしば、グロースを作ってくれて、ありがとう 」


全員で、大きな声で、声をそろえて、言われた。


泣くもんか、と思ったけど、だめだった。


涙があふれて、でも、ボクは大声で、ミドルネームを宣言した。


「 しばさき おれの人生 生きてやる かずたか 」


子ども達からのサプライズ。


最後の最後に、与えたものが、何倍にもなって返ってきてしまった。


今年のグロースは、、忘れられないボクへの贈り物になった。


週明けの21日。


第26回グロースセミナーのファイナル、フォローアップセミナーで完了です。


子どもたち、保護者、サポーター、イントラたちと、楽しい一日を過ごしてきます。


長いグロース日記でしたが、お付き合いいただき、ありがとうございました。








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