雨風に打たれ散り敷き道を染む二百十日の百日紅(さるすべり)かな・・・・・昨日は旧暦の七月二十七日。ほぼ二百十日だ。以下新暦。二十八日の深夜から、これまでに聞いたことのない風の音がしていた。唸るような低音は「凄み」のある音だった。二十九日の三時ごろは家に叩きつける風が巌に打ちつける怒涛のようだった。各地の被害の復旧を祈る。