のほほん書斎(日高茂和)

車軸を流す雨

「車軸を流す雨」という表現が芥川や太宰にあったような、おぼろげな記憶とともに、こんなののは初めてだという言葉が心に浮かんだ。
帰宅途中の18時30分。車のワイパーは、めったに使わない最大モードに。そして、車線が見えない。
日中の風の強さも尋常ではなかった。「不都合な真実」はここにある。
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