立ち稽古

　四畳半の稽古も中盤に入り、役者も台詞が入ってきている。今回の背景は七十年の学生運動、今の若者世代には時代劇に等しい出来事になってきているので想像するのは難しいだろうが、それは僕も同じ事。

　当時の若者は何を思い、何を感じ、何にいらつき、何を行動したか、楽しみは何だったのか、なにが何が…

今の時代だってたぶんいつだって流行はあるだろうし、それを追っかける人がいて、反骨する人がいて、時代の寵児も産まれるだろう。

　いつの時代の人間も変わらないから明治維新も、2.26事件も、学生運動も起きるのではないか？だったら他人事の時代劇ではない、形こそ七十年を借りるが人間の持つエネルギーは今の人間でも充分出来るはずだ。

　しかし、まだ何か足りない…　このままだと映画を作る行為にただスポイルされてしまう、僕が作りたいのは単純に売れるとか人気が出るとかというものより、この混沌の世界に生きる今の人たちが見て、心が動く物を作りたい。きれい事になっちゃうけど見た人に何か行動させるような作品にしたいと思ってるんです。だから、役者の一人一人に背景を持って貰いたいし、これから時代を背負っていく責任も感じて貰いたい。








※後今日はまりりんの誕生日です。おめでとう！ヽ(^0^)ノ
豊も初日頑張ってください。起こしてゴメン、皆で騒いでしまったからね。まりりんはいくつになったんだろう？f(^ー^;)へへっ…
いつも皆の面倒見てくれてありがとう！これからも宜しくです。