セッシーオゥの戯言伝

世の為!人の為!正義の為!に…

通し稽古

2006-09-15 08:11:25 | 小泉連合
 あ~っ、、忙しや

毎日稽古場に缶詰なのです。役者さん達は本当に必死の模様‥  僕は今回役者はやっていないので完全に裏方に徹しているのですけど作品の出来栄えとしてはなかなかのものを出せるんじゃないかと感じています。

 今回は近未来の女子刑務所を題材にして、家族、死を僕なりに描いてみました。

 家族とはなんだろう?そう思う今日この頃です。今回僕は脚本、演出をさせていただいて思ったのですが、人間の私利私欲と家族はとても深い結びつきでつながっているんだなぁと、愛を一つとってもこの駆け引きは限りなくあるし、一つ間違えば犯罪になるわけだし‥ この愛の駆け引きが犯罪そのものであると

 余談ですけど僕の兄が市議会選挙に出馬いたします。それ自体はとても僕としては純粋に応援したいと思うしなにか手伝いたい兄弟愛に駆られています。しかし、両親の盛り上がり方をみている内ふと脳裏によぎるのは末っ子の僕にはない長男だけが受けることの出来る両親の威信をかけた愛を垣間見るのです。兄に嫉妬しているのです、両親が一生懸命兄をどうにかしたいと藻掻き、苦しみ、市内の人たちにお願いする姿を見てどうしようもないくらい憎しみを抱くのです‥
 まぁ親が僕に感心がないのは逆に僕が好き勝手にこうして役者稼業やっていられる利点として解消しております。

 つまり何が言いたいかというと、僕も忙しくて今選挙を手伝えないと言うことです。それを「お兄ちゃんのために‥」なんて言葉を聞くとやるせない気持ちになるんです‥

 父さん母さん僕も頑張っています。家族に対し、何恥じることのない思いで作品を作っているつもりです、この家族の末端にいる僕でもしっかり生きていますよと‥ しかしそんな僕を見に来ようとさえせず選挙に夢中になる両親の姿を見ながら家族愛について考えるのです。

 まっ実際兄とはうまくいってるので問題はありません、今回は選挙で忙しくて行けないよと連絡も貰いました。本番が終わったら行きまっせ!

 


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