セッシーオゥの戯言伝

世の為!人の為!正義の為!に…

正朔舞踏ソロ公演

2006-10-30 20:42:46 | 舞台
 今日で裏方仕事も千秋楽を迎えバラシをするのだが、夕方の可知さんの公演にどうなのかなぁ~と冷や汗(間に合わないかも)

 しかしヤッサンとしゃきしゃき終えて間に合いました。一月ぶりにみる可知さんだったが見たところの状態はすこぶる良さそうだ。あとの可知さんの作品としての流れは僕としては奇想天外なところもあって楽しめた感はありました。あらためていろいろな深さを考え、やり続けることの大事さや、存在意義としての在り方というのか‥ 可知さんの凄いところはもはや存在において確立をしているのではないかと思うほどそこに立っているだけで絵になる。ただ立っているわけじゃないことは知っているつもりだがそれでも時間を忘れてみれる言わば絵画や銅像の世界と同じレベルではないのかなと、手間暇と魂を掛けた作品が絵や像だとしたら、表現者としてそこに立っている自分に出来る限りの知覚と技術を投入しているんだな‥ 舞台に立つこと立ち続けること‥それが油絵のように幾十にも塗り込められた一つの立ち方を可知さんに見たような気がした‥

 今僕の足下は震災後のようになにもかもが倒壊した残骸だらけの道の真ん中に置かれている。これからどうするのか
僕の存在が一瞬に変わる時は、その瞬間は、いつでもあるし起こりえるのだ。これからもどの方向に転がるかは未来のみぞ知る、さぁどうするか