鎌倉文学館をあとにして、このまま帰るのはもったいない。江ノ電に乗ったのだから海を見て帰ろうと決めていました。さて、どこで降りようか。最初は「鎌倉高校前」がいいと思いましたが、あのシーン(海をバックにして江ノ電が走る)は誰も撮るし平凡だ、どこか駅からすぐ近くに海岸のあるところで降りようと窓の外を眺めていました。江ノ電は住宅地を縫うように走るのでゆっくり走ります。ここがよさそうだと下りたのは、「七里ガ浜」でした。あの新田義貞が剣を海に投じた近くです。海岸には人も少なく ♪今はもう秋、誰もいない海♪ という古い歌が口に出てくるような海でした。日ごろ花ばかり撮っているので海を撮るのはあまり上手ではないのですが、連写で波を撮ったりして楽しく遊びました。10月とは言え海の日差しは強く肌がピリピリしてきて、「もう、終わりにした方がよさそうだ」と思いカメラをしまいました。楽しいワンディトリップでした。
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