お節介なサラリーマン

富士落語会例会

24日(木)は、富士落語会の例会というようなものなんだろうと思います。
二つ目さんを招いて、二席聴いて、この二つ目さんと一献酌み交わして
育てていこうという趣向。
住吉町の日本料理店の【美よし】さんで三ヶ月に1回開催されてるようです。
新参者として、初めて参加しました。

この日は、4回目の出演と言ってました【古今亭菊六】さん。
えくぼが印象的な草食系イケメンです
古今亭円菊師匠のお弟子さんです。


出囃子も無ければ、めくりもない。
静かな部屋に入ってきて、拍手はあるんですが、
菊六さんがおじぎをすると観客席も同様におじぎをしてました(笑)
何か、面接会場に入ってきた学生が挨拶して話始めるような緊張感。

一生懸命稽古してきた噺を審査するというような雰囲気もありました。

観客は20人ほどでしたが、落語を聞きなれてるマニアな方がほとんど、
噺家さんにしてみれば、正に修行の場でした。

でも、平成20年落語一番勝負若手落語家グランプリ。
平成21年NHK新人演芸大賞受賞というだけあって、
大変有望な若手とお見受けしました。
噺の本編に入ると、菊六ワールドに引き込まれていきました。


演目は「厩火事」と「甲府い」


「甲府い」という噺は、タイトルを知ってただけで、初めて聴いた噺でした。
人情噺の類ですね。


噺が噺なだけに、ドッカンドッカンと笑いが
渦巻くようなことはありませんが、丁寧な語りでした。
一席目の噺の登場人物を二席目にちょい役で登場させたりして、
なかなか、創意工夫もありました。

前座名も菊六さんだそうだから、真打昇進の折には改名となるでしょう。
どんな名跡を継ぐか楽しみです。

公演後の料理は、写真撮り損ねましたが、据膳に出された料理は
すべて平らげました。
ビールは、キリンのラガーでした。
日本酒、焼酎は会員さんの持込でやってました。恒例のようです。

 
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