SEKIZO-WORLD blog「日々雑感」

管理人「せきぞ」の日々雑感。
特にテーマを決めずに日々の雑感をつらつらと書き連ねています。

雪の降る日には俳句を。

2005-12-14 00:05:24 | 日々雑感
今日は福岡の方でも雪が降り、高速道路も大分の方では通行止めなどにもなったようです。
仕事で武雄(佐賀県)に行ったのですが、その途中も雪が降っていて、うっすらと積もっているところもありました。
こういう季節感あふれる日には俳句が自然と浮かんでくるものです。


「駆け足の季節に耐える雪紅葉」

11月の半ばくらいまでは、比較的暑い日もあり、紅葉も遅れていました。
今になって紅葉している気もあるものだから、赤く色づいた木に白い雪が積もって、赤と白のコントラストがきれい。
すぐそこまで近づいているクリスマスにも合いそうな情景です。
でも、暑い日から寒い日へと駆け足で移り変わる季節のせいで、紅葉も雪に耐えるように背を丸め、縮こまっているようにも見えるのでした。


「雪虹をバックに遊ぶ風の鳥」

鳥栖インターチェンジから武雄に向かうのは、西向きのコース。
朝は朝日をバックに走る事になります。雪の降っている曇り空に、後ろから朝陽が射して、見えるか見えないかほどの虹がかかっていました。
そして、その不思議に薄明るい中、カラスだか鷹だかが、強風に煽られて暴れるように翼をばたつかせていたのですが、よく見ると、わざと強風に向かって行っては飛ばされ、また向かって行く、ということを何羽かの鳥が繰り返しています。
そうか、ああやって遊んでいるのかもしれない。
その事に気付いた時、寒い中で子供達が遊んでいるのを見るような気がして、微笑ましくなったのでした。


どちらも写真が欲しいところですが、運転中だったので、残念ながら撮影出来ずでした。