江戸時代に多摩地域でおこなわれていた聖地をめぐる信仰が、興味深い貴重な御札等を展示しながら、紹介されていました。
特に興味深かったのは、明治以前の神仏習合であった時代の御札や掛軸。
神奈川県の大山、
群馬県の榛名山、
東京都の武州御嶽山
などなど…、
今は神社として祀られている各御山の御札や掛軸に、本地仏として様々な仏さまが描かれていました。
埼玉県の三峰神社の本地仏は十一面観音とされていますが、その御札をよく見ると、錫杖を持った長谷型十一面観音が描かれていました。
せきど観音寺の本山(真言宗豊山派総本山)の長谷寺(奈良県桜井市)の観音さまの信仰も、垣間見ることができました。
また、多摩地域に広がる多摩四国八十八ヵ所霊場のコーナーも小さいながら設けられていました。
とても楽しい特別展でした。
隣では、企画展「蝶たち、東京にくる」も開催しています。
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