『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4528 湯殿山BC

昨日出向いて来ました山行のレポートとなります
雪深いことで有名な月山・湯殿山エリア…冬場に訪れるのは初めてなので、かなりワクワクしてますが、単独行のBC初心者としては、やはりお初のコースは不安でいっぱいですしかし、幸い先行者がいらっしゃったので、トレースを辿りスタートから安心して歩けました


夏場、遥か頭上に位置する案内板が手の届くところに
みちのく笑い話のひとつですが「とあるメンバーが豪雪の雪国で散歩中、丁度いいベンチがあった!と腰かけて休憩していたところ…やけに眼下の車のドライバーからの視線を感じるなぁ、と思って座ったベンチを確認してみると…なんと信号機の上に腰かけていた(笑)」…まさにそれに近い感覚です。


こんな体験、滅多にできませんので、もちろんタッチしました


月山自然博物園まで来ました。ここから本格的な入山…と言った感じですね。
こちらの建物は一般住宅より遥かに背のある2階建てですが、いったい何メーター積もってるんだ!!…って驚くほどの積雪量ですね


木々の間から、遥か向こうに湯殿山が望めました片道5㎞だけど、結構遠いなぁ~…。


初めに追い付いた先行者の方2名。この方々はルートから逸れて西の方角へ…。どちらのお山へ向かわれたのか…このあと登頂して下山するまでスライドしませんでした…。


序盤は比較的平らで歩きやすかったです。今回は下りだけでなく、登りもスキー(シールを貼り付けて)のバックカントリー(BC)です⛷


2組目の先行者に追い付きました。スキー1名、ボード4名、計5名のグループで、賑やかに登られていました。


さすがに斜度が増すと、スキーのシールも役不足となり外すことに…(思わずスキーアイゼンが欲しくなっちゃいました)。念の為スノーシューも背負って来ましたが、雪面が硬く少し沈む程度で歩けるのでツボ足で進みます。後方からは、先ほどのお兄さん達グループの賑やかな声(おたけび)が聞こえます


終盤に長~く続く急斜面…なかなかシビレました~


スタートから2時間15分掛けて、湯殿山山頂へ到着しました
冬限定で(湯殿山は神様が宿る山ですから夏道がないのです)登頂できる稀少なルートへ来れて、疲労も一機に吹き飛びました


月山~姥ヶ岳方面…真っ白シロ助ですね(笑)


微妙な雲で、山座同定できないのが惜しい…。


大朝日岳は望めませんでしたが…


やはり雪山の眺めは格別です。BC始めて良かった…と思えた瞬間でした


風もさほど強くなく、良いコンディションの日に来れてラッキーでした


山頂でもあまり寒くありませんでしたので珍しくのんびりしていましたが、暫くすると賑やかお兄さん達のグループも登頂間近となりましたので、ここら辺でスキーを履いてお先することに…。
画像はお笑いシュプールです(笑)いやぁ~、でも気分は最高(滑りは最低)


先週末には結構な方が滑られたハズですが、トレースが全くありません…。
地形が今ひとつ分からないので、随時スマホ山岳地図アプリでルートを確認しながら滑り降りました。斜度の緩やかなツリーランコースもイイ感じです。
因みに、滑りは決して人にお見せできるものではありません


途中で、登って来たルートへと合流しました。もう脚がプルプルです~


ふと見上げれば太陽のリング世代的にドリカムの曲を思い出しちゃいます


自然博物園まで戻って来ました。今回も様々な雪質がたいへん難しく、とても良い勉強になりました 気持ちよく滑っていると、いきなり前へ放り出されそうになるストップ雪にはまいりました~


昼前に無事にゴールできました。因みに今回も(下山も)歩いた方が速かったタイムでした(苦笑)…でも、まだまだ登って滑ってBC修行を続けるぞ~ッと


『晴れの湯殿山』…ありがとうございました


ササッと片付けて帰途に着きました。雪の壁もイイ感じでした~


R112へ降りる直前、最後の最後に…大朝日岳(右上)かな霞んでいてハッキリと確認できませんでした 今回で5回のBCが終了しました。雪山はいつも堪能できていますが、山スキーの難しさに毎回やっつけられています
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