神様があわれんで、受けるべき禍から免れるようにしてくださっても、
人間は神様が禍を防いでくださった事を悟れず、当たり前のことだと思う。
また、ある者はひどい禍を受け、苦しみに耐えられず神様を叫び求めて
その禍から解放されると、その時にはじめて神様がそうしてくださった事を悟り、
感謝感激して神様を呼び求める。
しかし、神様はご自身に仕える者も仕えない者も、
子どもの様に、恋人の様に思い、
死ぬ目に逢った時助けて下さり、共にして下さるから、
いつも感謝感激しなければならない。
そうでない時は、いつも患難と苦痛の中に現れて、
神様を悟らせながら助ける神様だ。