家電量販店「ケーズデンキ」を展開する北越ケーズ(新潟市、山本邦彦社長)は、6月中旬に閉店した新潟市中央区女池の旧ランドクラブ新潟店跡に出店、10月4日にオープンさせる。売り場面積は約8500平方メートルで全国の同店舗の中で最大の広さとなる。同社は年間売り上げ約60億円を見込んでいる。
旧ランドクラブ新潟店は2階建ての店舗棟と3階建ての事務所棟で構成。新潟バイパス女池インターチェンジ付近に位置し、交通アクセスがいいため出店を決めた。
北越ケーズは、店舗棟の売り場面積約1万2000平方メートルのうち、1階部分に出店。店舗名は「ケーズデンキ女池インター本店」で、家電製品など約5万種類を販売する。既存店に比べ、パソコンの修理や無料診断などを行うサポートコーナーを拡充させ専門スタッフ約10人を配置、1日約60台のパソコンに対応する。
またオール電化コーナーを設けるほか、中古パソコンの販売、買い取りも行う。携帯電話の販売面積は約500平方メートルを用意。品揃えを一層充実させるなど、近隣の家電量販店との差別化を図る。
北越ケーズは、旧ランドクラブ新潟店の建物を所有するアークランドサカモト(三条市)の子会社、ランドジャパン(同)から、一括して借り受ける。
建物全体を「ケーズタウン女池」と名付け、2階部分には、スポーツ用品販売のヒマラヤ(岐阜市)が出店。売り場面積は約3300平方メートルで、10月上旬までにオープンする。新潟日報2007年8月30日