ひょっとして鳩山首相の高等戦術？

傍目にはもうにっちもさっちも行かなくなって来た
普天間問題。

日本人にとって米軍は厄介者の嫌われ者であり
日本の土地に米軍の居場所が無いことが
浮き彫りになって来た。

今まで
沖縄基地の人たちの気持ちがマスコミを通して
日本人に伝えられることはなかったし

旧自公政権が沖縄県民の総意を無視して
基地移転計画を強行して来た結果が

鳩山の優柔不断に見える曖昧対応によって
露になったに過ぎない。

つまり
元々この計画には無理があって
沖縄県民の犠牲の下に成り立つ計画であったわけだ。

それを自公政権と馴れ合った我が国のマスコミが
ひたすら頬かむりして国民にその事実を伝えて来な
かっただけ。

要するに
防衛論議はさて置き
日本国民は米軍を嫌っていて自分の近辺には来るな
と言っているわけだ。

詰まるところ
日本人にとって米軍は迷惑以外の何物でもない存在
であり
日本の土地からさっさと出て行け！
ってのが日本人の総意なのだ。

鳩山はそういう世論を米国に、オバマに見せ付ける
ことによって
日本から出て行かざるを得ない切羽詰った状況を
わざと作り出しているんじゃないの？

これが鳩山の描いた戦術だとすると
これはまさに歴史に残る大戦術であり
これが成功すれば
鳩山は米軍のしがらみを解き放った名宰相ってことになる！

日本のどこにも行き場が無いとなったら
さすがの傲慢な米国でも自国に行き場を求めるしかなくなる
に違いない。

もともと
グアム基地移転計画は存在し
その時期が早まるだけなんだから。

マスコミは
行き場が無ければ元の木阿弥の現状維持になるぞ！
と盛んに国民に脅しをかけているが
一体どこの国のマスコミなんだ！

オバマがたった１０分間しか鳩山に話の機会を与え
なかったとか
鳩山はクルクルパーだと米国では見なされているだ
とか
米国は怒っているだとか

米国の顔色を伺う記事ばかり書く我が国のマスコミ
は日本の世論を操る為の米国御用機関かっ！

この読みが当たっているのか
単なる民主党びいきの楽観論に過ぎないのかは
期限を切った５月には判明するのだろうか？

５月になっても
何らかの決着も付かない様なら

やっぱりわたしの思い違いってことになって
大いに落胆することになるのかねぇ。