少し前の話になりますが、レオス・キャピタルワークスが運用するひふみ投信の運用報告会に参加してきました。心に残った点を書いておきます。
社長兼最高運用責任者の藤野さんのお話からです。
まずは、海外機関投資家、主としてノルウェーの政府系ファンドの運用を受託しているとのお話がありました。このファンドは約130兆円の運用資産を持ち、3%程度を世界の投資顧問会社70社に委託、うち日本の投資顧問会社は2社とのことでした。それがスパークス投資顧問とレオス・キャピタルワークスとのこと。スパークス社もしっかりとした運用哲学を持った会社です。さすがだなぁと思いましたが、一方である意味日本ではたった2社しか評価されてないのかと思うとちょっとがっかりもした次第です。
今後の運用方針や見方にについて。
◆日本は大分変わってきた→良くなってきた、長い長いトンネルは抜けた
◆米国や中国のおこぼれを拾って生きていく→イノベーションを起こすのは米国や中国の企業。日本はそこへ製品や技術を供与して生きていく道を選択する。これでOK!
◆消費もこれから活発になってくる→ボーナス後の銀座の人出は凄かったとのこと。タクシーも全然つかまらないらしいです
◆設備投資も活発になってきた→大企業の中にも積極的な経営者が出てきた
◆米国経済はゆるやかな拡大持続→ただしトランプ大統領の実行力には疑問。したがって減税や財政出動は???
◆注目テーマ→働き方改革、新興国、地味できれいなおじさん銘柄、まじめなインターネッツ、半導体、AI、VR、AR
こうして並べてみると、本当に良くなってきているようです。株式市場は当面強気でよさそうですね(^^)
それでもこの日、藤野さんの言葉で一番心に残ったのは
「マーケットは予測できない。したがって予測しない。良い会社を探して良い会社に投資する」でした。
ひふみ投信、やっぱり信頼できる投信です(*^^*)
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