御協力のお願い

*** ****年度卒業の**です。
新潟県中越地区震災２晩目にこれをかいております。

皆様にお願いがあります。現在NHKラジオニュース等では同じく震災にあった
隣の街長岡市や十日町市の生活情報（給水車の巡回場所、台数、ライフラインの復旧の
見込みなどなど）は報道されていますが、震源である小千谷市からはほとんど情報が伝わりません。

是非ともみなさんに各種生活情報をネット上で集めていただき、一時的な簡単なデータベースを作っていただきたいのです。

小千谷の住民が必要とする情報は以下のようなものです。

各種電話番号　メール　アドレス
市役所
災害対策本部　市　県　国
給水　炊き出しが行われる場所　時間
ガソリンの入手できる場所　県内のどこに行けばガソリンスタンドがあいているか。またそこまでの道順
赤ん坊　幼児　のミルクの入手場所


小千谷市は一種長岡市の衛星都市ともいえますが、中心地は距離にして２０km弱はなれており、小千谷市周辺にも集落が点在します。現在のところ幸いなことに大きな火事が起こらなかったため、住民は余震におびえながらも各自の食料をもちより、カセットコンロなどで自炊し、助け合っていますが、これが１０日ー２０日と続けばそんなことも不可能になることは目に見えています。これから豪雪地帯の小千谷市はみぞれの季節になります。現在はほとんどの家庭が所有するマイカーの中で夜露をしのいでいますが、これが続けばほとんどの車ガソリンは、すぐ使い切られてしまうでしょう。市内は完全に麻痺状態であり、消防団、警察、派遣されてきた自衛隊のかたがた、機動隊の人々も土砂崩れで完全に孤立している集落の人々の救出が優先になっています。

火災による被害者が少ないからといって決して「たいしたことはない」災害ではありません。正直我が家でも怪我こそありませんでしたが、何度もひやりとする、生命の危険を感じる場面に遭遇しました。またこの二日で３００回をこえる震度３以上の余震がその恐怖をいちいち思い起こさせてくれます。

救助優先というのはほとんどの人間が理解しているものと思いますが、ライフラインの復旧のみこみがまったくたたない今、我々はマイカーを我が家としてしばらくはめいめいの家でがんばらねばならないでしょう。そのためにガソリンと水、こういったものの情報が欲しいのです。しばらくは屋内で火をつかえないことも考えられます。小さな集落などではLPガスが主流ですが、逆に市中央部などは都市ガスですので、この冷たい時期にあたたかい食事をとることもままならないと思います。カセットコンロなんかが組織的に配給されるとたすかるかもしれません。

現在は落ち着いていますが、事態は思うより深刻です。地震で倒壊しなかった家屋もこの冬、新潟独特の「重い雪」にたえられるものかどうか。ボランティアのかたがたも是非、お年寄り、赤ん坊などの救済をお願いします。小千谷は極めて典型的な過疎の街になりつつあります。多くのお年寄りの方がいらっしゃいます。

以上乱文乱筆ではありますが、あまりの情報の少なさ合を煮やしお願いを書きなぐりました。

もし可能でしたら、小千谷小学校　小千谷中学校　高校　などの教育機関で避難場所になっているところに提案してインターネットをの使用の解放をさせてください。電気がとまった今、各自のi-modeがいつまで使えるかわかったもんじゃありません。少なくともふレッツADSLは生きている様です。私はこれを車のバッテリから電源をとり、自分の家の回線で繋いでいます。とても日中そういった交渉ごとにいく余裕がないのです。ぜひともも皆様のお力をおかしください。

なお本文がスパムになったり、デマのもとになったりするのは本意ではありません。できるだけ確かなニュースソースを御提示のうえ、情報をおよせくだいますよう、なにとぞ御協力お願いします。

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2005年　２月
そろそろいいだろうということで、個人情報は編集・削除いたしました。