「ホステージ」

久々にアクション？という感じのするブルース・ウィリス主演作。
今回は人質交渉人の役なんですね～。また誰かを救うわけね。
って思っていたら、なんか最初からすごい風貌でご登場(爆)
思わず「サンタクロース・リターンズ」か？って思ったくらい^^;
寝そべって交渉しているあたり、あらベテランなのね～と安心してたら
このミッションに失敗。幼い子供までも犠牲にしてしまった彼は、
この職を辞して、一年後、小さな町の警察署長になっていました。

…おや？こんなところにデミ・ムーアが？(爆)っていうくらい
ソックリな自分の娘を役柄上も自分の娘、にしてるとこが笑える。
どうやらこの娘と、家族は上手くいってないような気配で…。
と思っていたら、のどかなはずの田舎町で凶悪事件が発生！！
丘の上の大邸宅にチンピラ青年三人組が乱入し、親子を人質にとって
立てこもりを開始。部下を犠牲にした彼の脳裏に、過去の失敗が甦り、
事件を州警察に任せて、とっとと自分は身を引こうとするも…何故か
突然、家族を巻き込まれ…。って、とにかくテンコ盛りのストーリー。
事件の鍵を握るのは、警報システムを熟知しているこの家の息子。
賢いこの坊やの助言を得て、彼は人質救出＆ある仕事に乗り出しますが…。

なんだかとってもバイオレンスな展開で(汗)銃がバンバン、血がドバドバ、
ストーリー的にはどうなるんだろー的に楽しめるんですが…ちと疲れた。
交渉人っていうワリには、ずいぶんと人が死んでいく展開だよなぁー。
大邸宅のセキュリティシステム、がウリのはずなのに(爆)あんなチンピラが
スーッと入れちゃったり。だ、大丈夫ですかー？って感じもあり((+_+))
家族の絆？がある意味メインだったりもするのですが、例えば主人公の
ウィリス演じるタリーの家族の登場…確かにこれが無ければ、彼が事件に
乗り出す可能性も無いのですが、なんだかそのおかげで、焦点がぼやけて
人質を救いたいんだか、家族のことしか考えてないんだか、彼の人間性が
よく分かんなくなってしまいました(汗)
この家の坊や？がもっと大活躍するのかなー？(ある意味探検家で度胸あるし)
と思ったんですが、他にも見せ場がテンコ盛りすぎて…ちょっと残念(T_T)
でもラストまで、ずっと緊張感を持たせてくれますので観応えはあります。
その分疲れちゃったけど^^;

犯人役で一番凶悪なマース、を演じる俳優Ｂ・フォスターがいいですねぇ。
かなりイッちゃった目をしている。こんなやつに追いかけられたら怖い～！！
そういえば換気口？のシーンで、彼がとても人間とは思えない速さで追ってくる
ところとか、笑えるシーンでは決してないんですが、その動きに笑ってしまった。
ウィリスは相変わらず男らしくてカッコいいですけど、歳とりましたねぇ～。
私は彼のコメディとか好きなので、またそっちの方面でも観てみたいです。

あ…そういやＡ・カッチャーもそんな感じだなぁ。
デミって、そういうのがお好み？(爆)

この作品は…☆3.5（やっぱウィリスはハゲのがいいや）
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