【蟹バリズムの映画イズム】

蟹バリズムと申します。見やすい!わかりやすい!をテーマに映画ライターを目指して活動しています。

『弟は僕のヒーロー』(2024年)【映画紹介】

2024年04月12日 10時20分00秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのは弟は僕のヒーローです。

ジャンルはコメディ/ファミリーとなっております。

ダウン症の弟とその兄が作った5分間の動画がYouTubeに投稿され、それをもとに作ったのが本作です。

心温まるストーリーなのでぜひチェックしてくださいね!

『弟は僕のヒーロー』(2024年)【ネタバレなし映画紹介】

ダウン症の弟とその兄が作った5分間の動画がYouTubeに投稿され、それをもとに作ったのが本作!予告・あらすじ・監督・脚本・キャスト・みんなの評価・ネタバレなし感想など...

蟹バリズムの映画イズム


【上映時間】

102分


【制作国】

イタリア・スペイン

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

5歳のジャックは初めてできた弟に大喜び、しかし両親から弟ジョーは「特別」な子だと聞かされる。ジョーがスーパーヒーローだと信じるジャックだが、やがて「特別」の意味を知り、思春期を迎えると弟の存在を隠すようになる。ある日、好きな子を前についてしまった嘘が、家族や友達、町全体を巻き込んで、やがて取り返しのつかない事件となり――。


【ネタバレなし感想】

ダウン症の弟ジョー君をメインとしながらも、兄の成長譚を軸に据えている。
タイトルからも分かる通り、あくまでも兄の視点。
『ワンダー君は太陽』的な感じではない。

序盤で兄が
「ジョーは王様なの?」という問いかけをする。
ダウン症の子と王様を重ね合わせた一言。
この強烈な一言を、まだ世界を知らない純粋無垢な子どもに言わせる脚本。

高校生という多感なときに、“ダウン症の弟がいる”ということを隠し、嘘に嘘を重ねる。
事態は思わぬ方向へ向かっていく…

「嘘をつくのは良くないことだ」
「嘘は絶対にダメだ」
という説教的な話ではない。
『小さな嘘が役に立つこともある』
という父の言葉に痺れた。

ほっこり、じんわり心に沁みていく。


『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(2023年) 【映画紹介】

2024年04月12日 10時20分00秒 | 映画

今回紹介するのはTALK TO ME/トーク・トゥ・ミーです。

ジャンルはホラー/スリラーとなっております。

ダニー・フィリッポウとマイケル・フィリッポウの共同監督ですね。

この二人は兄弟なんです。

さらに彼らはチャンネル登録者数682万人再生回数15億回を誇るオーストラリアのYouTuberという肩書きも持っています。

成り立ちが珍しく、面白い作品なのでぜひチェックしてくださいね!

『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(2023年) 【ネタバレなし映画紹介】

オーストラリアの大人気兄弟YouTuberが監督!予告・あらすじ・監督・脚本・キャスト・みんなの評価・ネタバレなし感想などをまとめてご紹介!

蟹バリズムの映画イズム


【上映時間】

95分


【制作国】

オーストラリア

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

母を亡くした高校生のミアは、気晴らしに仲間とSNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」に参加してみる。ルールは簡単。呪物の「手」を握り、「トーク・トゥ・ミー」と唱えると、霊が憑依する――ただし、必ず90秒以内に「手」を離すこと。 ミアたちはそのスリルと快感にのめり込み、憑依チャレンジを繰り返してハイになっていくが、仲間の1人にミアの母の霊が憑依し――。


【ネタバレなし感想】

友達の友達にもらった“手”という設定が見事。
友達の友達はもはや赤の他人であり、それが恐怖を煽る。

人間が何者かによって取り憑かれる恐怖。
理解不能な行動を連発する恐怖。
自分のせいで事態が急速に良くない方向へ向かい、自分も徐々に呪われ始めていることに気づいてしまう恐怖。
その責任感から行動を起こそうとする、肉体的にも精神的にも痛々しい展開の連続。

人間ドラマも筋が通っていて面白い。
ホラーとしては軽めだが、インパクトはあった。