sawarenaiuta

だれにもさわれないよ

かなしみからはじまるなにかをぼくらはみつけようとしている。

2013-07-17 23:32:34 | 日記
ひとごみのなかの かなしみ
ざわめきのなかの かわらないかなしみ
わたしたちは いったいどこまでゆけばいいのか おしえてはくれない ただむごんのかなしみ

あおぞらのうつくしい うつくしいそらいろのなかに かがやきに ぼくはとけこんで きえてしまおうとおもった
たしかにあのとき そうおもった
くびをつって しのうとした
きみにあいたかった。

きみは いま よろしくやっていますか。
あの かんだかい歌声を 酒にやられてハスキーな声を 響かせていますか。
きみは あのとき そっちへわたって、
みえているものと みえなかったものが 絶たれた。
ぼくには いま なにが みえているというのか。

ぼくはおもう。
きみが、あれを目にしなくて ほんとうによかったと。
きみが、それに触れることなく死んでいけて ほんとうによかったと。
きみの繊細だった感受性に
このよのなかがつきささらなくてほんとうによかったと!

きみがあいしたまちをあるくとき
きみにとどいているのだろうか
この
ぼくのなかの
おわりないかなしみ
はてしないせつなさ
きみへの心からの友情
きみのしてくれたことへの感謝
それから…

なにも おしえてくれなくて よいのだ。むしろ、
こたえが えいえんにでないほうが よいのだ。
きみも わたしも 同じ空間でフワフワとただよいつづけている

きみの おもかげを こころから したうよ

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