戦記物ブームのサツマヘコです。
ブックカバーのデザインからして、読み終えたころには洗脳されていそうな・・・。
終戦後、大半は帰国できたのですが、国共内戦が激しくなり数万人が残留。
食べていくために八路軍に協力したり、炭鉱で働いたり苦労され生き抜いた方のお話です。
中でも空軍創設の話はとても興味深い内容でした。
日本軍の残していったスクラップ化した戦闘機を集め、つぎはぎの戦闘機を作ったり。
国民党軍の捕獲したP-51を、複座式の練習機へ改造・・・すっ、すごい。
しかし、日本人が苦労して育てた空軍の教え子が、領空侵犯を繰り返しているとは・・・。