◆SATSUKI'S FOREST OF WORD'S ◆SINCE 2004◆

皐月の時間の刻み跡。あなたの時間と重なり合う場所。そして。デジタルにアナログな魂を刻み置く場所。

絶不調

2014-10-20 11:21:51 | ウタ
 ここ数週間、
 遂に言葉を見失い、
 見失っただけではなく、
 何かを感じ取るまいとばかりしてきて。

体が死にたがるように病む。
命はどうすればいいかたじろぐ。
心は今まで聞いたことも感じたこともない、
政の浅はかさに反吐を尽く。

 様々な神への信心が、
 どれほど重大か。
 そして、
 信仰を置き去りにして、
 言霊だけで集えるはずがなく。
 戦うための呪文が育ち、
 吾々の仲間が、
 何人以上殺されたのか、
 覚えているぞ、
 容赦しないぞ、
 捨ててしまわねばならない呪文が、
 日毎に強まり、
 武器商人の微笑みを見る。

 神は一つと。生きてきただけ。
 あらゆる場所で。
 文化の優劣、
 民族の優劣を、
 巨額の富に見えて勝つ方に投機する為に、
 片方を徹底的に断罪して、
 金に換えるが武器商人。
 己に有利な戦の正義を盾に、、
 お前たちの土地ではないと、
 四六時中炎で彼らを追う。
 爆撃の惨劇を喜ぶ。

扱われる命の軽さ。
子どもも女も老人も男も、
囲われて死なされた。
今もなお、それは続く。
人間の理性のタガは外れた。

 ヤマトの沖合近くでは
 琉球が海を奪われる。
 政は、海にも国境を引き、
 せめぎ合う海人の心をかきむしる。

 ヤマトの政でしかない。
 それを許したのは、
 おそらく吾等。
 瑠璃色の海が濁る。
 生き物たちは窒息する。
 自然にはない色の、
 けばけばしい輝きの翼は
 醜いものの象徴。
 殺し合うための準備を整え、
 凛々しく旅立つ場所だと、
 武器商人の高笑いは、
 波の音が消してしまうというのに。
 愚!

空はそんなものが飛び交うために、
あるのではないと、
季節のなかで、
嵐を巻き起こしながら叫んだのに。
出て行け出て行けもう来るな!
毎日の人間たちの大騒ぎに、
海はなすすべもなく。
波を揺らす。ちむぐくる。

 目に見えぬ爆弾がいつ何を引き起こすか、
 住む人の落ち着きは遠ざけられ、
 住む人の健康は剥ぎ取られ、
 恐ろしい線量の中で暮らすか
 少しはマシなところへ移り住もうか、
 まっすぐ考えられないまま、
 責任ある者は名乗り出ないので、
 政の投機の駒に使われているような中で、
 どう生きろというのか。
 五輪などどうでもいい、否、
 開催断念が何人もの人を救うだろう。
 愚かさの中の聖は、
 その町の人々の中にある。
 どれだけ堪えても、
 その聖は輝く。
 「生かせよ、吾等を」そう語らいながら。

いっそ殺せ。
これ以上マネーゲームを、
薄笑いの中で進めるなら。
吾は、
吾々は、
君を許さぬ。
君らを選んだ仕組みを憎む。
選挙民全て殺せ。
薄笑いしながら。
人の尊厳を蹴散らすならば。

カルトでカオスなお歴々。
アジアでは民主への戦いが、
雨傘の花を咲かせながら続けられている。


神はどこへ。
出雲にも集えず。


-(C)-satsuki96may





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