◆SATSUKI'S FOREST OF WORD'S ◆SINCE 2004◆

皐月の時間の刻み跡。あなたの時間と重なり合う場所。そして。デジタルにアナログな魂を刻み置く場所。

誰から生まれてきたの

2009-06-10 10:12:00 | 日記
凌辱する
欲望のままに

わたしたち雌の性は
電脳ゲームの素材になって
欲望のはけ口にされている

幼い子どもたちの性すらも
金に換えられている

君たちによって

汝の名は雄

誰の体を使って
生まれてきたのを
忘れてしまったらしい
愚かな雄

雄同士で庇い合っていればいい
奇麗な欲望のありかを
忘れてしまったのだから

-(C)satsuki96may-




君が輝くなら

2009-06-04 01:27:00 | 日記
わたしがいることで
君の魂が輝くことができるなら
そんなに光栄なことはないんだ

いつも傍に居る

そんなことは無理だけど

いつも傍に居ると思って過ごす
さらさらした時の流れは

わたしたちの心の煌めきだと
思うんだ

-(C)satsuki96may-

ほぼ平和な日常の中で

2009-06-02 18:36:00 | 日記
わたしは
「人間」という病を生きているのだと
気がついた

他人の闇すらも見え

バナナの皮で滑って転ぶ道は
古くなったバナナの皮が
ぬかるんだ道に溶けそびれて
そのぬかるみを歩く者に用意される

そんな瞬間がどれだけ
生まれているだろう

欲は果てしなく
わたしを見てくれという
サインだらけの電脳社会

自分の愚鈍を思う

-(C)satsuki96may-