ちくちくSato9

那覇の小さなお部屋で、ちくちく。

生地の水通し。

2011-12-29 | 布ナプキン


布ナプキンに使う生地は、基本、すべて“水通し(みずとおし)”をしています。

“水通し”とは、生地をそのまま使うのではなく、一度、水に浸け、それから干して、加工していくこと(簡単ですが)。

生地は、洗うことで縮むことがあるのです。
特にリネン、オーガニックコットンで、その縮みを感じます。

ちなみに洋服を作る場合、この水通しをしないと、洗った時に生地が縮んで、カタチが崩れてしまうことがあります。

布ナプキンも、他の会社の製品を使ったとき、カタチがずいぶんとゆがんでしまったことがありました。


一度、水を通すだけで、その後の使い心地がずいぶん違うんじゃないかなぁ、と思います。

ゲストハウスにいた時、宿の方に「すみませんが・・・」と言って、堂々とみんなのいるリビングで、
水通しをさせてもらっていました。(どうも、ありがとうございます。)

ちくちく仲間の友だちは、“そこまでするんだ・・・”とびっくりした様子。

たしかに、いちいち水を通すことはけっこうな手間です。
でも、洗うことを想定した『布ナプキン』には、かかせない過程だなぁ、と思います。

まだまだ、生地のこと、ちくちくのこと、勉強中ですが、
ていねいにつくること、
使う人が使い続けられるものをつくること、を思いながら、
要領もなかなか悪いのですが、ちびちび、何やらしています。

やんばる高江、久しぶりにー座ってきたよ。

2011-12-21 | やんばるの森・高江のこと


青空のもと、「気持ちいい」と連発しながら、
日曜日、1日座り込みをしました。

でも、工事は、土・日は、公務員しごとで、来ることはほとんどないのだそう。
本当は平日に行きたいところですが、ま、行けるときに、で。


高江の座り込みのテントのまわりには、かわいい看板がちらほら、と。


そして、私作成の看板をチェック、ずいぶんとネンキが入ったこと・・・。


座り込みタイムは、ちくちくタイム。
アクリルたわしや、「高江を話題にしてねパイナップル」が少し誕生。

実は、パイナップルの中身は、アクリルたわしなどで出た“きれはし”などを入れています。
“きれはし”をパクパク再利用のグッズ。


この日は、座り込みに、アメリカで、日本の研究もしている大学の准教授という方が訪れました。
彼は元海兵隊員。
「この森で訓練しました。」と、座り込みながら、ゆんたくタイム。
軍隊に入ると、大学の学費が免除されるから・・・入隊したそうですが、
「抜けるときは、その手続きが大変だった」と。

イラク戦争前に抜けたので、、、
生きていてよかったー、と、なんだか心から。

そんな彼が、こういうカタチで高江を訪れ、高江を応援してくれていること。
そうやってつながっていること。
そう、こういうことを通じて、人と人が知り合い、つながることが、素敵だなーと思うのです。


さて、1日座り込みをして、住民の会のコヤにもどると、子どもたちが「わー」とつくったねんどを見せてくれました。
高江で育っていく子どもたち、いつも、いつも、ほーっと癒されます。


やんばるの森に行くと、いつも、不思議に気持ちがリセットされます。

こんな素晴らしい森を、どうか、米軍のヘリポートになんて、しないでください。。。ね。

さて、また那覇のちくちく部屋で、高江グッズも広げながら応援しましょお。

やんばる高江、久しぶりに。ーいち。

2011-12-21 | やんばるの森・高江のこと


久しぶりにやんばるの森・東村高江(ひがしそん・たかえ)に行ってきました。
この間の高江グッズの売上なども届けることができました。

着いたのは夜。
12月に入って、沖縄はずーーーーーーと、くもり&雨な日々だったのに、高江に着くと晴れ。
満点の星空が迎えてくれました。

行ってみて、次の日は「楽市楽座」という大阪からきた、親子3人での青空劇が行われるとのこと。
座り込みのすぐ側で。

なんと、素敵な。


で、次の日も、きれいな晴。
やんばるに来て、晴れていると、なんだか本当にうれしいのです。

本当に青空のもと、スっテキな劇をくりひろげてくれました。




彼らは、こんな素敵なカーで移動。

「高江に来れてよかった」とつぶやきながら、笑顔で片付けをしていました。

気になったのは、彼らといっしょに旅をするネコ。
何日か高江に滞在するうち、慣れて行く様子がかわいくて。

次は、あのネコっちも、劇に参加してるんじゃないかなぁ。
お疲れさま。。。

ゲストハウス。

2011-12-14 | 近況、その他
しばらく、沖縄のゲストハウスにお世話になっていました。
今は、少し移動。。。

避難している立場もあり、いつか、鎌倉に戻ろう・・・という気持ちもあり、
いつも利用していて、気軽に利用できる沖縄のゲストハウスがあるというのは、心強いです。

私が利用していたのは「空ハウス」。

日々、出会いと別れがあって、不思議な空間です。
海外の人が多いのも、なんだか楽しくて。

そこで、1ヶ月前くらいのこと、ナガサキから来た、ちくちく仲間と出会いました。
彼女は、古い生地に、ちくちく刺繍していくのです。
その細かい作業といったら!


「そやばってん」と、長崎弁と、
ほっこりとした笑顔に癒されながら、ちくちくバナシと、うれしい出会いでした。


ちょうど、素敵なゆかいな人々と、不思議な共同生活ができた日々。
今は、ちょっぴり離れてしまったけど、
また、そのうちに。