カナンテクノ株式会社<札幌 丘珠>お花と苗の情報

札幌市で組織培養と苗、鉢花生産をしています。季節折々お花と苗をご紹介します。直売もしていますので、是非お越しください。

シクラメン管理法 その3 肥料について

2021年01月03日 | シクラメン管理法
お買い求め頂いたシクラメン達はお元気ですか?

少しづつ葉っぱや花が少なくなってきた、、というお宅もありますでしょう。

そこで、少しでも長く花を見る為の、肥料のやり方を記載します。



(我が家のシクラメン)



さて、お買い求め頂いてから今まで、玉肥(固形肥料)はどのくらい入れましたか?
液肥はあげましたでしょうか?

水道水ばかりだと、肥料切れを起こして、葉っぱの色や厚みが薄くなったり、花が小さく色も薄くなって来ます。黄色葉が出て取り続けてるかもしれませんね。

そこで、4、5寸では標準的な固形肥料を2〜3粒、1〜2ヶ月に一度土に埋めて下さい。

固形肥料のほかに、毎回の水やりでも薄い液肥を使います。
2リットルのペットボトルに、標準的な液体肥料を4〜5滴入れて作っておきます。
あとはそれを毎回の水やりでお使いください。

肥料のあげ過ぎにもご注意下さいね。


よくある質問で、刺すタイプの緑色のアンプルのような肥料は?と聞かれます。
これは通常の肥料というより、人間で言えばサプリメントに近いものです(製品にもよりますが)。
ガッツリご飯が食べたいシクラメンには、上記の通りのやり方がいいのではと思います。

この、緑のアンプルは、土の中の水分が少なくなってしまった時には一気に土に滲み出てしまう場合があり、そうなっては危険です。
これをお使いの場合には、水とのバランスを見て下さい。

アンプルが1日で全て無くなってしまった、、なんて事の無いようにご注意を。

(もしそのような事故が起きましたら、シンクなどで鉢の上から水を流して、肥料分を流してください。その後はある程度乾くまで水を差さずに置いて下さい。早めの処置が大切です)


水も適切、肥料も適切、、けれども黄色葉が出るような場合は、太陽不足です。
良く日の当たる場所で暑くなりずらい所に置いてみて下さいね。


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