ATL Life - Sasha's Note

アトランタ生活の嬉し楽し悲し辛し驚き呆れ泣ける出来事を綴ります。

飛行機に乗る

2013-07-07 11:16:30 | 日記

サンフランシスコ空港でのアシアナ機の大事故のニュースに驚きました。テロでは無く、着陸時になんらかの問題があったと報道されていますが、それがまだパイロットのミスによるものか、操縦装置に問題があったかを言及するのは時期尚早だとの事。

対岸の火事とは思えません。飛行機に乗るということは、私たちのアメリカ暮らしに深く関わっていますよね。日本から来る、帰省する、に加え、広い大陸の移動に、まるでバスに乗るような感覚で利用される人も多いことと思います。

さて、皆さんは飛行機に乗る際に、座席の指定をどうされますか? 事前にネットで指定する、または旅行代理店の担当者に希望を伝えておく、という方が大部分を絞めているのではないでしょうか。窓側の席が好き、通路側の方がトイレに立つのに便利がいい、機体の前が好き、後ろを希望する・・・など、人それぞれですよね。

ところで、Exit Row(非常口席)という席をご存知でしょうか? ドアの近くの席で、向かい側にはたいてい客室乗務員の仮座席がありますが、手荷物を足下に置けないというデメリットもあります。数列に渡ってExit Rowが儲けられている場合には、前の席との間隔が広く設定されていて、航空会社によっては、希望できる乗客を限定したり、指定料金を取られるばあいもあります。このExit Rowに座ると、離陸前に客室常務員から、非常時に客室乗務員のお手伝いをする義務があることに同意するかどうかという質問を受けます。

今回の事故の場合、混乱する機内で、乗客が協力しあって助け合ったそうです。飛行機が停止して数分後には、協力して非常口を開け、滑り台用のシューターを用意し、次々と脱出したと報道されました。命を落とされた16才の中国人高校生2人は、後部座席に座っていたそうです。これは後部座席が悪いという意味ではなく、たまたま今回は後部に座っていたことが不幸の要因になったのでしょうが、本当にお気の毒です。

私ごとですが、いつだったか、飛行機の大事故が起きた直後に国内線に乗ったことがありました。無事に着陸を果たせたとき、誰からともなく拍手が涌き起こり、皆同じ気持ちだったんだなぁ~と安堵したことを覚えています。気をつけて、と言っても、気をつけようのない事故もありますが、協力しあうことの大切さを改めて学んだ気がします。



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