2018-08-06 昨年山仲間と共に、北岳より富士山を眺め「来年は富士山だ~」と言っていた
その日本一のお山 富士山に今年は仲間6名で行って来ました。
一日目(8/4)
昼過ぎ佐世保を発ち、山遠征に行く時の交通手段として何時も使う、
新門司港からの≪名門大洋フェリー≫に乗った。
船内で一風呂浴びた後 デッキでくつろぐ
レストランでディナータイム
微笑みでの乾杯~~~
瀬戸内の風を受けながら、話がはずむ同級生二人
二日目(8/5)
06:00 大阪南港でフェリーを下船
大阪環状線・新名神・新東名の各自動車道を通り新富士ICで高速道を下りた
10:40 【富士山本宮浅間大社】に到着
富士登山にあたり先ずは、
古来より日本人の心のよりどころ 富士山の霊峰を御神体として祀られた浅間大社を参拝
無事な富士登山の祈願を行った。
本殿の横手に廻り、徳川家康が寄進した珍しい楼閣造りで国の重要文化財に指定された
社殿の美しさに見入る
富士山の湧水が貯まる【湧玉池】
私も古来の仕来りに従い 湧き出る水で手と顔を清めました
参拝を済ませ、昼食は甲州名物の【ほうとう】を頂き、
一般車通行規制の為、富士北麓駐車場に向かい一回1000円の駐車料金を払い車を停める。
登山準備を行いシャトルバスに乗った。
バスは補助席も使い満員に為った所で発車です。
16:45 富士五合目到着
多くの登山者や観光客で五合目広場は混雑していますね
ツアー登山の一行でしょう ガイドさんが説明しています
多分夜間登山で、途中の山小屋泊で睡眠時間も余りなく、
ご来光を見るため、真夜中の1時か2時の出発になるでしょうね。
私も2回ツアーでの富士登山の経験が有りますが、強行スケジュールで大変でした。
もう一つは50年程前20歳の頃先輩に連れられてきましたが、登れずに途中から
引き返し、今回で4度目の富士登山と為ります。
「元気で行ってらしゃ~い」
私達はこの五合目の宿【みはらし館】で一泊し、明朝出発いたします。
三日目(8/6)
今日もいい天気に恵まれました
前日賑わっていた広場は静かな朝を迎えています
06:04 笑顔でのスタートです
ゆくりとした足取りで進んでいます
すると ヤマホタルブクロさん がお出迎えしてくれました
泉ヶ滝
此処から登山道の中に入ります
ヤマオダマキが一輪咲いていました
安全指導センターが設けられている6合目に到着 06:53 標高2390m
此れから急斜面が増す7合目付近を見上げています。
7合目 鎌岩館前の休憩イスで一休み 08:31 標高2750m附近
疲れ始めた身体に クルマユリさんが 頑張れよと囁いています
8合目の山小屋 3040m 10:47
前回(20年程前)の時は元気よく登ったのに、今回は疲労が増してくる
ジグザグな登山道を一歩又一歩と小幅な足運びで登るが高度を稼げない。
元気な仲間は先に進んで私を待っている、
3150m付近の山小屋で全員昼食を摂る。
エネルギー補給で元気が出るだろうと思い、仲間と一緒に登り始める
しかし私と大さんは少しずつ遅れだした。 3300m付近
足を止め登山道に座り込み休憩、知らぬ間に眠気で体がよろけた。
此れは完全に<高山病>だ。
俺がこんな事で如何するんだ~ と気負ってみるが酸素不足で身体が動かない。
その時静ちゃんが、上の山小屋で酸素を買って
俺が座り込んでいる所まで下ってきた。
白い酸素ボンベを私に渡して繰れた、
私はおぼつかない手でボンベの噴射ボタンを押さず上にあげてボタンを負わしてしまった。
壊したボタンを押し 僅かに噴射する酸素を吸っています
壊した酸素ボンベを持ち吸っては歩き吸っては歩きを繰り返す
やっとの思いで山頂直下の白木の鳥居を一礼して通りぬけた 13:35
壊したボンベに替る新しい酸素ボンベを又持ってきてくれたおかげで
私は此処まで辿りつけ幾分気分も良くなりつつあります。
協力してくれた仲間にに感謝しています
14:24 吉田口山頂到着
遅れていた 大さんも山頂に登り上がって来ました 14:55
さぁ~ もうひと登りです 気分を入れ替え富士山頂御鉢廻りです
200m程深い 富士山火口を見下ろしています
15:40 浅間大社奥宮に到着
此処まで登れた事に感謝し お礼の参拝を致しました
奥宮内神殿に準備された70歳以上の参拝者記帳簿に住所氏名を記載した
神官さんよりお神酒を頂き又説明と記念品を頂戴いたしました。
有難うございました。
奥宮の手前横に山小屋【頂上富士館】が有り本日はこの山小屋に宿泊し
明日天気も良さそうなので日本一のご来光を拝みます。
小屋の受付が16:00からその少し前より小雨がぱらつき
軒先で雨宿り
四日目(8/7)
夜中に強い雷雨が有った様だが私は全く気付かずに深い眠りにおちいっていた
早朝3時30分起床し全て出かける準備を済ませ 4時食堂で朝食を頂き
4時30分 頂上富士館を出る。
東の空が赤見をおびて明るくなってきた。
奥宮前の岩場に移動し、ご来光を待った
御殿場口や富士宮口からの登山者がライトを照らし登って来る明かりが続く
多くの登山者が思い思いの場所でご来光を今か今かと持っている
05:06 真っ白な雲の上に一筋の光りの帯が走り
日本一のご来光が顔を出し始める
その上部に天使の羽根の様に白い雲が小さく二つ現れた
自然と私の両手は胸の前で重なり合っている
「世界が平和であります様に、皆様が健康であります様に」
とご来光を見詰め願っていた
ご来光が終わり 剣ヶ峰に向かってお鉢周り開始です
朝陽が高くなりだし 影富士が現れました
最後の急斜面を登り剣ヶ峰に到着 05:26
身体の疲れも全く無く、昨日の症状が嘘みたいで全く信じられません
3776m 日本最高点を示す岩の赤いペンキの上に足を掛け至福を味わっています
日本最高地での記念写真を撮った
嘗ての白く巨大な気象観測レダードームに替って
コンパクトな富士山特別地区気象観測所が立っています
剣ヶ峰を下り 青空の下に映える剣ヶ峰の全容を振り返っています
陽の光が白い雲海の上に くっきりと影富士を描いています
御鉢周りも終り、混雑している吉田口山頂を通り抜け、下山道に入った
07:20 吉田口と須走口の分岐です
高度を下げるに従いガスに覆われだし
6合目の馬だまりでは濃霧になった 08:53
身体が冷えない様にだろうか 馬の背中にブルーシートが掛けられている
安全指導センター小屋も濃霧に包まれ見えません
キキョウに似たシャジンさんが お疲れさまでしたと咲いています
09:55 富士登山を無事終了し下山しました。
下山後 無戸室浅間神社に移動し参拝し
神殿内より 船津体内樹型内の
【木花咲耶姫命】が出産したと古事記に記述された場所に入る
4日目の行程が終わりました、此れから山中湖温泉ホテルに向かい
富士登山の疲れを温泉と美味しい料理で癒されに向かいます。
五日目
宿を9時出発観光をしながら大阪南港に向かいます
富士山の伏流水が流れ落ちる 白糸の滝
富士のお山を望める絶景ポイント 三保の松原
羽衣の松
正面に富士山の三角錐の美しいが姿が見えるはずでしたが
生憎の曇りでお隠れに為っていますね 残念
富士登山中は余りにも好天なので、此処で欲張るのは虫が良すぎますね
神様も良く考えられています。 感謝です
その代わりに青紫の綺麗な花
ハマゴウが咲いています 花言葉=愛の喜び
松林の中に 北原白秋の詩がいくつか紹介されています
こうして山仲間と今年も楽しく山旅を行えたことに感謝いたしています。
山に登ることは心身ともに健全であり倖せを実感いたしますが
そのためには日々の努力が必要だと、今回は特に痛感いたしました。
精進を重ね仲間の皆様と又 元気よく登りたいですね。
お疲れさまでした 有難うございます。
その日本一のお山 富士山に今年は仲間6名で行って来ました。
一日目(8/4)
昼過ぎ佐世保を発ち、山遠征に行く時の交通手段として何時も使う、
新門司港からの≪名門大洋フェリー≫に乗った。
船内で一風呂浴びた後 デッキでくつろぐ
レストランでディナータイム
微笑みでの乾杯~~~
瀬戸内の風を受けながら、話がはずむ同級生二人
二日目(8/5)
06:00 大阪南港でフェリーを下船
大阪環状線・新名神・新東名の各自動車道を通り新富士ICで高速道を下りた
10:40 【富士山本宮浅間大社】に到着
富士登山にあたり先ずは、
古来より日本人の心のよりどころ 富士山の霊峰を御神体として祀られた浅間大社を参拝
無事な富士登山の祈願を行った。
本殿の横手に廻り、徳川家康が寄進した珍しい楼閣造りで国の重要文化財に指定された
社殿の美しさに見入る
富士山の湧水が貯まる【湧玉池】
私も古来の仕来りに従い 湧き出る水で手と顔を清めました
参拝を済ませ、昼食は甲州名物の【ほうとう】を頂き、
一般車通行規制の為、富士北麓駐車場に向かい一回1000円の駐車料金を払い車を停める。
登山準備を行いシャトルバスに乗った。
バスは補助席も使い満員に為った所で発車です。
16:45 富士五合目到着
多くの登山者や観光客で五合目広場は混雑していますね
ツアー登山の一行でしょう ガイドさんが説明しています
多分夜間登山で、途中の山小屋泊で睡眠時間も余りなく、
ご来光を見るため、真夜中の1時か2時の出発になるでしょうね。
私も2回ツアーでの富士登山の経験が有りますが、強行スケジュールで大変でした。
もう一つは50年程前20歳の頃先輩に連れられてきましたが、登れずに途中から
引き返し、今回で4度目の富士登山と為ります。
「元気で行ってらしゃ~い」
私達はこの五合目の宿【みはらし館】で一泊し、明朝出発いたします。
三日目(8/6)
今日もいい天気に恵まれました
前日賑わっていた広場は静かな朝を迎えています
06:04 笑顔でのスタートです
ゆくりとした足取りで進んでいます
すると ヤマホタルブクロさん がお出迎えしてくれました
泉ヶ滝
此処から登山道の中に入ります
ヤマオダマキが一輪咲いていました
安全指導センターが設けられている6合目に到着 06:53 標高2390m
此れから急斜面が増す7合目付近を見上げています。
7合目 鎌岩館前の休憩イスで一休み 08:31 標高2750m附近
疲れ始めた身体に クルマユリさんが 頑張れよと囁いています
8合目の山小屋 3040m 10:47
前回(20年程前)の時は元気よく登ったのに、今回は疲労が増してくる
ジグザグな登山道を一歩又一歩と小幅な足運びで登るが高度を稼げない。
元気な仲間は先に進んで私を待っている、
3150m付近の山小屋で全員昼食を摂る。
エネルギー補給で元気が出るだろうと思い、仲間と一緒に登り始める
しかし私と大さんは少しずつ遅れだした。 3300m付近
足を止め登山道に座り込み休憩、知らぬ間に眠気で体がよろけた。
此れは完全に<高山病>だ。
俺がこんな事で如何するんだ~ と気負ってみるが酸素不足で身体が動かない。
その時静ちゃんが、上の山小屋で酸素を買って
俺が座り込んでいる所まで下ってきた。
白い酸素ボンベを私に渡して繰れた、
私はおぼつかない手でボンベの噴射ボタンを押さず上にあげてボタンを負わしてしまった。
壊したボタンを押し 僅かに噴射する酸素を吸っています
壊した酸素ボンベを持ち吸っては歩き吸っては歩きを繰り返す
やっとの思いで山頂直下の白木の鳥居を一礼して通りぬけた 13:35
壊したボンベに替る新しい酸素ボンベを又持ってきてくれたおかげで
私は此処まで辿りつけ幾分気分も良くなりつつあります。
協力してくれた仲間にに感謝しています
14:24 吉田口山頂到着
遅れていた 大さんも山頂に登り上がって来ました 14:55
さぁ~ もうひと登りです 気分を入れ替え富士山頂御鉢廻りです
200m程深い 富士山火口を見下ろしています
15:40 浅間大社奥宮に到着
此処まで登れた事に感謝し お礼の参拝を致しました
奥宮内神殿に準備された70歳以上の参拝者記帳簿に住所氏名を記載した
神官さんよりお神酒を頂き又説明と記念品を頂戴いたしました。
有難うございました。
奥宮の手前横に山小屋【頂上富士館】が有り本日はこの山小屋に宿泊し
明日天気も良さそうなので日本一のご来光を拝みます。
小屋の受付が16:00からその少し前より小雨がぱらつき
軒先で雨宿り
四日目(8/7)
夜中に強い雷雨が有った様だが私は全く気付かずに深い眠りにおちいっていた
早朝3時30分起床し全て出かける準備を済ませ 4時食堂で朝食を頂き
4時30分 頂上富士館を出る。
東の空が赤見をおびて明るくなってきた。
奥宮前の岩場に移動し、ご来光を待った
御殿場口や富士宮口からの登山者がライトを照らし登って来る明かりが続く
多くの登山者が思い思いの場所でご来光を今か今かと持っている
05:06 真っ白な雲の上に一筋の光りの帯が走り
日本一のご来光が顔を出し始める
その上部に天使の羽根の様に白い雲が小さく二つ現れた
自然と私の両手は胸の前で重なり合っている
「世界が平和であります様に、皆様が健康であります様に」
とご来光を見詰め願っていた
ご来光が終わり 剣ヶ峰に向かってお鉢周り開始です
朝陽が高くなりだし 影富士が現れました
最後の急斜面を登り剣ヶ峰に到着 05:26
身体の疲れも全く無く、昨日の症状が嘘みたいで全く信じられません
3776m 日本最高点を示す岩の赤いペンキの上に足を掛け至福を味わっています
日本最高地での記念写真を撮った
嘗ての白く巨大な気象観測レダードームに替って
コンパクトな富士山特別地区気象観測所が立っています
剣ヶ峰を下り 青空の下に映える剣ヶ峰の全容を振り返っています
陽の光が白い雲海の上に くっきりと影富士を描いています
御鉢周りも終り、混雑している吉田口山頂を通り抜け、下山道に入った
07:20 吉田口と須走口の分岐です
高度を下げるに従いガスに覆われだし
6合目の馬だまりでは濃霧になった 08:53
身体が冷えない様にだろうか 馬の背中にブルーシートが掛けられている
安全指導センター小屋も濃霧に包まれ見えません
キキョウに似たシャジンさんが お疲れさまでしたと咲いています
09:55 富士登山を無事終了し下山しました。
下山後 無戸室浅間神社に移動し参拝し
神殿内より 船津体内樹型内の
【木花咲耶姫命】が出産したと古事記に記述された場所に入る
4日目の行程が終わりました、此れから山中湖温泉ホテルに向かい
富士登山の疲れを温泉と美味しい料理で癒されに向かいます。
五日目
宿を9時出発観光をしながら大阪南港に向かいます
富士山の伏流水が流れ落ちる 白糸の滝
富士のお山を望める絶景ポイント 三保の松原
羽衣の松
正面に富士山の三角錐の美しいが姿が見えるはずでしたが
生憎の曇りでお隠れに為っていますね 残念
富士登山中は余りにも好天なので、此処で欲張るのは虫が良すぎますね
神様も良く考えられています。 感謝です
その代わりに青紫の綺麗な花
ハマゴウが咲いています 花言葉=愛の喜び
松林の中に 北原白秋の詩がいくつか紹介されています
こうして山仲間と今年も楽しく山旅を行えたことに感謝いたしています。
山に登ることは心身ともに健全であり倖せを実感いたしますが
そのためには日々の努力が必要だと、今回は特に痛感いたしました。
精進を重ね仲間の皆様と又 元気よく登りたいですね。
お疲れさまでした 有難うございます。