墓場鬼太郎、本当にありがとう!
ついに最終回ですよ。先週から、ある程度予測していたことですが、いざその時になると寂しいなああ・・・! でも、最後くらいちゃんとリアルタイムで見れて良かった。墓場の感想の半分は、実家で書いていたので、それまでに帰って来れて正直ほっとしています。笑
DVDも予約したし、あとは届くのを待つだけですwwストラップ早く拝みたいっ!
お仕事を真面目にやりだす(?)鬼太郎さんとねずみ男。鬼太郎さんは、「あの世保険」なるものを、ねずみ男は、自慢の髭を練りこんだ毛生え薬を、それぞれ売り物にします。「あの世保険」だなんて、ちょっと現実味がないですよねえ。現世での少しの掛け金で、来世を保障するものなんだそうです。鬼太郎さん曰く、「誰も手がけなかった素晴らしい社会事業」なんだそう。閻魔大王の営業許可証も貰っているみたいですが、やっぱり現実味が無い。笑
ねずみ男の「毛生え薬」は、自分の髭を煎じて入れたものなんですが、言っている本人の頭が寂しいもんですから、鬼太郎さんに「その頭じゃ説得力がないな」とバッサリ切られてしまいます。本人は、「生えまくる!」と断言してますが。
でも、これらの商品、売れちゃうんですよね。物好きもいるものです。
ねずみ男の毛生え薬は、病気も治る毛生え薬だとして、1人の老人の手に渡ります。それを飲んだ老人は見る見るうちに回復し、白かった髪の毛も黒い毛が生えてきたりもして、すっかり元気になってしまいます。しかし、これに目をつけた老人は、彼の主治医が薬を分析したことで、不老不死の効能があることを知り、薬を売りさばいて一儲けしようと企みます。また、その医者も、これがあればいろいろな人を救えるとして、薬を求めて、両者がねずみ男を捜し求め始めます。
しかし、ねずみ男が偶然立ち入ったビルが、その老人が経営するビルなのでした。髭を奪おうとねずみ男を襲いますが、そこからねずみ男最強伝説が始まります。
飛散する垢、凄まじい屁、そしてキッツイ口臭の3連続コンボであっさり敵を倒してしまいます。ああ、すごいよねずたん。あんたやっぱ最強だよ!
鬼太郎さんの「あの世保険」は、「水木さがる」という人物に買われます。契約をする際、「怪奇オリンピック」のチケットを渡され、怪奇好きの水木さんは、すっかり乗り気になってしまいます。その「怪奇オリンピック」のチケットは、鬼太郎さんがおやじ様とねずみ男の分まで奪い取り、勝手に持ち歩いているのでした。笑 さすが、鬼太郎さんですなww困ったさんですね。だが、そこがいい。
しかし、「怪奇オリンピック」は、現実世界であるオリンピックとはまた違う感じですね。その後、水木さんは、自分の幽霊と肉体を引き換えに、怪奇オリンピックを見に行くことになるのですが、巨大な植物が走っていたり、千年に一歩歩く鳥がいたり、そして、お化けのダンスやらで、オリンピックというより、本当にお祭りのような感じでした。のんびりした感じ。原作でも思ったのですが、これは、見に行ってみたい!
ラストの方は、やっぱり人間は欲深いし、この世で一番恐ろしいと思わされるシーンがありました。妖怪やお化けなんかよりも、ずっとがめついし。だって、お母さん怖すぎる! 本物の水木さんと肉体を入れ替え、地上にやってきた幽霊の水木さんの肩を掴んで、
「この世は戦いよ。うーんと働いてくださいね、死ぬまで。」
って言うんですから。これはうんとしか言えないww哀れ、水木さん幽霊ww
その頃、本当の水木さんは、千年に一歩歩く鳥が、動くところを見て、他の皆さんとワイワイやってますからね・・・。このギャップ。
一番の見所というか、私的に好きなシーンは、最後の鬼太郎さんと、ねずみ男の掛け合い。ラストにこれとか、もう良すぎだ。こういう悪友の姿がたまらない!
鬼太郎さんが「あの世保険」を断られ、しょんぼりしているところに、ねずみ男が現れます。
ね「なぁーにやってんだか。」
鬼「別にぃ。」
(2人で歩き出す)
鬼「あー。人間世界で生きてくのも楽じゃねえな。」
ね「ちげえねえ。でも、退屈もしねえよ。」
鬼「ケケケ。」
(鬼太郎さんのお腹の音)
鬼「ラーメン奢ってくれよ。」
ね「ん、俺が偉くなって、ガッポリ稼いだらな。」
鬼「永遠に無理だな。」
ね「あ、どうしてそう決めつけるの。」
鬼「駄目だから。」
ね「まあた、そういうこと言う。」
ツ ボ っ た !
やっぱりこうでなくちゃなあ、この2人は。すごく良い終わり方でした!ww
それと、劇中でのおやじ様の言葉に、水木先生らしさを感じられて、深夜にもかかわらず、ちょっと感慨深くなったりとかしました。
「そういった欲(お金や権力、名誉)に縛られていると、のんびり楽しめないものです。あの世もこの世も関係ない。その気になれば、生き甲斐は何処にでも見つけられますよ。」
これを聞いて、水木先生の「のん気にくらしなさい」という言葉を思い出したりしました。今の時代じゃ、周りに流されることなく、気ままに生きることなんて簡単に出来ないだろうけど、心に余裕があれば、そういう生き方や息抜きも簡単に出来るんだろうなと思いました。確かに、それを追い求めるのも社会の中では大切なんだけれど、そこばかりが幸せでもなくて、生き甲斐という訳でもない。そういうことなのかなと。うーん、深い。
やっぱり墓場は見て損はないと思います。ここに、水木先生のメッセージがうんと詰まっている気がします。
残念だけれど、続編も期待もしたい! 早くも熱望します!
墓場のスタッフさん、お疲れ様でした。いいアニメに仕上げてくれて、感謝です。
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墓場鬼太郎もとうとう終わりですね。
自分としてはもっと続いてほしかったです。
あのダークな感じの鬼太郎がたまんない!
これが終わったら次何やるんだろ?
というわけで、トラックバック失礼します。
http://blog.livedoor.jp/blog_61903/
お気軽にどうぞ。
墓場鬼太郎、終わってしまいましたね。本当にいいアニメでしたwwですから、余計に惜しいというか・・・記事にも書きましたが、私としても続編ぜひ希望です!
ダークな感じが、墓場鬼太郎さんの持ち味! 野沢さんの声、そして演技が上手くて、すごく感動しました。
4月からは、「図書館戦争」なるものが始まるそうですよ。私はこの原作を知らないので、ちょっとコメントしづらいのですが・・・^^;
毎度、トラバ報告ありがとうございます。
ブログの方も、そのうち訪問させていただきますね。
ゲゲゲも墓場も最高じゃありません?
墓場はもう終わってしまいましたね。。。
もっと続いて欲しかったです;
これからもココにお邪魔させてもらってもよろしいでしょうか?
私のブログも暇なときに見てやってください;;
墓場鬼太郎見てましたよーもちろん! とても面白い作品ですよねwまさに鬼太郎の原点。作画と脚本のクオリティの高さには、ただただ驚かされてました。
ちびまるさんも見てらしたんですね。墓場ももちろん、ゲゲゲも全作最高です!笑
終わってしまいましたが、続きを密かに楽しみにしている私です。←
どうぞどうぞ^^
こんなヘタレブログでよろしければ、いつでもいらしゃってくださいね。
ブログの方も訪問させていただきます!
コメントありがとうございました!