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「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」が、ユネスコ無形文化遺産に登録される

2014年11月28日 | 行事報告

久田(きゅうでん)和紙の手漉きを体験する

11月20日、能登町立公民館 小間生公民館にて、手漉(てすき)和紙技術の体験会を行い、16名が参加しました。

小間生公民館長であり、久田和紙の製法を受け継ぐ『みわ会』の会長でもある谷内靜雄さんから、久田和紙の歴史と現在の活動状況の話を聞いた。

和紙の原料は「楮(こうぞ)」。
1.原木採集
  2.原木を切り約4時間蒸して樹皮をはぐ
  3.黒い部分をそぎとる
  4.2~3日水に浸して水洗いする
  5.ゴミや傷などを取り除く
  6.棒で叩き繊維を細かくする
という工程は事前に準備してもらって、色紙サイズの「紙漉き」の体験をしました。

紙漉き/厚さに応じて2、3回均等に枠の中に掬う

押し花の紅葉で模様をつける

型から外して、乾燥作業をする

参加者、一人ひとりが作った自分の和紙が12月の例会に届くことになっている。

 

久田和紙

能登町の中学校では、久田和紙を使った卒業証書作りを体験している。今までは紙すきだけの体験だったけど、近年はコウゾ採りから全ての工程を体験している。
 生徒たちは本当に楽しそうに作業している。「原木から紙を作る大変さも分かり、自分で苦労して作った卒業証書を生涯大切にする」と言っている。

 


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