カラバト界から感じる同じ何か

2021-05-11 17:51:52 | 独り言

恐怖は時として絶大な効果を発揮する…!

サラ枕の息子は疲れたとか眠いという理由で風呂に入らず夜寝てしまうことが度々あった(汚くてすみません)そして朝起きて慌ててシャワーを浴びるのだ。その度に「寝る前に風呂入れ」的に説得するも無視されてきたサラ枕であったが…

つい先日のことである。そんな息子がTVで「夜シャンプーしないで寝るとハゲる」という検証をしていた番組を見たらしい。それを見たその日から、サラ枕の息子はどんなに疲れていようが眠かろうが必ず夜に風呂に入りシャンプーをするようになったのである

一日も欠かさずである昨日も旦那と「そんなにハゲるのが怖いのか…」という会話をしたサラ枕であるが…

私がどんなに説明しても説得してもダメだったのに、ハゲへの恐怖が息子の生活を健全にしたのだ!!!!

このハゲへの恐怖の背景には、ジイジの存在が大きいに違いない。ジイジ…旦那のお父さんはツルッパゲである。息子が生まれた時には既にツルッパゲだったので、息子はそんなジイジに自分の遠い未来を重ねていたのかもしれない。

とにかく、ハゲ万歳である。

更にサラ枕はダメ押しをした。美容院に行ったときに美容師さんに聞いたのだ。やはり夜にシャンプーをしないのは良くないと。毛根に良くないと。その日の汚れはその日のうちに!である。この美容師さんの言葉も息子に伝えたので、もうこれで一生サラ枕の息子は夜に必ず風呂に入る男として生きていくであろう。

ハゲ万歳!!!

 

が、しかし、息子がある日突然、「もう、禿げても構わない」と開き直った時が来るかもしれない。

その時果たして息子は夜に風呂に入らない自堕落な人間になってしまうのか?興味深い…

興味深いが、どうでもいい。サラ枕にとっては、もはやどうでもいい…

 


 

と、本当にどうでもいい報告から始めてすみません前々回予告したように、カラオケ番組を見て羽生くんと重なった点について今回少し書きたいと思ってるのですが、これについては以前も書いたかもしれない。カラオケ採点をとフィギュアの採点についての考察(←そんな高尚なものではない)

 

因みにサラ枕は自分の言葉では直接羽生くんの素晴らしさやなんや上手く説明が出来ないので(全く出来ない訳ではないが)今回のように比喩的表現で羽生くんについて語ることが多いのである

今日はカラオケ採点番組を比喩として語るのであーる!

 

そもそもサラ枕の旦那がカラオケ採点番組が好きでよく見ていたのだが(仲の良いママ友旦那も好きだそうだが、オヤジは好きな人が多いのか?←サンプル数2で判断するのは尚早である)

 

私は旦那と一緒に様々なカラオケ採点番組を見ながら、いつもフィギュアの採点と重ねて見ていた。

そこでまず思ったのは、カラオケ採点マシーンの高性能な判定に対する羨望である。

カラオケマシーンは年々高性能になっており、最近はAIでの感性判定までの領域に入っている。

そうやって常に進化をし続けるカラオケのジャッジ!!に対する羨望

 

その気になればフィギュアだってAI化やなんやいくらでも出来るであろうが(それに応対できる技術はあちらこちらにある)、結局のところそれを判断する者がやる気が無いのだから仕方がないっていうか…進化するはずないのである。(だが希望は捨てていない。今は無理でも羽生くんの世代がTOPになったときに何かが変わるかもしれないという希望は持っておる!!!)

と、そんな風に進化し続けるカラオケ界を羨ましがりながらカラオケ採点番組を見ていたサラ枕。

 

が、その一方、機械判定の限界を感じることもよくある。自分の感覚と点数との隔たりである。(好みで語るなと言われればそれまでだが、その好みを侮ってはいけないとも言える)

言い方を変えれば、点数に「おや?」と思う時である。ここでサラ枕が「おや?」と思ったカラオケの戦いの動画を貼ろう。

 

それはカラオケバトルU-18の戦いであった。つまり18歳以下の若者たちのカラオケバトル番組であった。

その予選でサラ枕はある中学生の男の子の歌声に強く惹かれた。抜群に上手く感じ一瞬で虜になった。

それが前回「花になれ」を歌ったとご紹介した久保くんである。予選の公式動画を貼ろう。

得点は98.125点で決勝に進んだのである(因みに再生回数115万回以上)

 

だが、決勝戦で100点満点を出した女子高生に負けてしまったのである

 

その100点の歌声動画を貼ろう。

どうであろうか。因みに再生回数34万回強である。先ほどの久保君の動画の3分の1以下のの再生回数である。優勝した動画なのに。100点満点なのに。

正直、サラ枕はこの100点の女子の歌声には感じるものが無かった。それはまず、歌いやすくて得点が出やすい曲を選択したのでは?疑惑もあり、そして無難にカラオケマシーンに合わせて得点を出す為に特化した歌唱法だというのが丸出しだったように感じたからである。何より魂を感じなかった。これはあくまでサラ枕の感覚であるが。

 

しかし、この子のこのやり方は別に間違ってはいない。高得点の人が優勝する番組なのだから、どんな戦法でもいいのだ。だから100点満点を出したこの子はその点において素晴らしいのである。決してこの娘を非難してはいけない。

 

次に、サラ枕一押しのの中学生、久保くんの決勝戦の歌を貼る。こちらは何故か公式ではアップされていないので、誰かの動画である。

98.392点の歌である。どうであろうか。100点満点の子の歌とどちらが良いと思うであろうか?

 

サラ枕は断然久保君の歌の方が好きであるし、番組が終わって再生したのは久保くんの動画だけである。

動画のコメント欄や再生回数を見ても、サラ枕と同じ気持ちの人が多いようである。

 

でも、番組で優勝したのは女子高生である。

 

しかし、問題はその後の人生である。この番組のこの後の人生、5年後、10年後にプロの歌手として活躍するのはどちらであろうか?

この一回のカラオケバトルでそれを言い切ることはできないのですが…

 

これは、羽生くんとNさんくんの演技と動画と再生回数、演技の目的と人気に凄く重なるものがあると、私は強く思ったのである。

(カラオケの判定は機械、フィギュアは人間ではあるが、結果は結果である。優勝は優勝である。)

今現在、得点的にはNさんくんの勝ちである。しかし、その割にNさんくんの演技の動画の再生回数は少ない。というか、羽生くんの再生回数が突出して多いのだ。

これは何を意味しているのか?

サラ枕が書かなくても、もうみんな分かっていることである。

5年後10年後の羽生くんとNさんくんはどうなっているだろうか。非常に興味深いことである

 

てなことをカラオケバトルを見ながら思ったのである!!!!

という、比喩的感想でした

 


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2 コメント

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Unknown (bun)
2021-05-12 12:43:32
はじめまして。いつもひっそり愛読させていただいてます😊
カラバトのこと、まさに私が感じてたことと同じ!と嬉しくなってコメントしちゃいました。我が家も家族で好きな番組なのでよく見てるんですが、めちゃ感動して涙が出るような方に限って100点が出ない気がして😅。思いを込めて熱唱すると、どうしても機械どおりからずれるんですかね。全てをチェックしてるわけじゃないので主観に過ぎないんですが…また、難しい歌に挑戦する人、高得点狙いで昔の歌謡曲など簡単なのを選ぶ人、これも同列でいいの?と思っちゃいます。別に何も悪いことではないんですけど、モヤっとします。
今のフィギュア採点もまさに同じだなぁと。感動は数字では測れないので、ムカつく採点ではあるけど、仕方ないのかな…
ただ、見てる一般層は、4回転の種類がどう、加点のつき方がどうなんてわからないから、美しい技術で心揺さぶる演技なら何で負けちゃうの?ってなりますよね。
長くなりましたが、心を揺さぶる演技をしつつ高い技術を遂行できる羽生くんはやっぱりすごい!羽生くんしかできない!と改めて感じました〜
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Unknown (sarah_mcla)
2021-05-12 18:47:50
bunさん、はじめまして!!コメントありがとうございます
このようなブログをひっそりと愛読しているなど言ってもらえて光栄でございます

おお!やはりカラバトでそのようなこと思ってらしたんですね!
そうそう、ルール違反ではないけどあからさまな高得点狙いにはモヤっとすることありますよね
カラバトを見ていると、やはりプロになるには、人気の歌手になるのは技術だけではダメなのだな…+αが必要なのだなって凄く思いますよね!

そして!!bunさんのおっしゃる通り!そうです!!!羽生くんは技術も最高を目指しながら!その上!心も揺さぶる!!!感動する演技をする!!!
カラバトなら誰もが納得の文句なしの100点満点ですよね!!!(残念ながらフィギュアの採点マシーンは最近特に壊れていているようで…それが不満ですが
そうそう、一般人であればあるほど得点と差にWhat?となりますよね。
でも、そんな状況でも常に高みを目指し、妥協せず、正攻法で、感動を与えてくれる羽生くんのような人、ほんと、他にいないですよね!!!
あらためて、羽生くんの素晴らしさを私も感じて感動ですありがとうございます
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