呼吸って大事だとつくづく思う。
肺の機能を高めてあげること、大事だと思う。
普段、無意識にしている呼吸…けれど、意外と呼吸ってわかってなかったりする。
より深い呼吸を意識することで肺の機能を元気にして欲しいなと思って…
レッスンでは以前から折に触れて呼吸法をやってきたので、ここでちょっと…
肺機能を上げるために必要な呼吸法…その基盤になること、お家でできる方法をレクチャーしてみます。
呼吸は吐くことから始めてください。
吸うことに一生懸命になりすぎると深い呼吸ができなくなっちゃいます。
そして…口から吐く、鼻から吸う、が基本です。
(マスクをしてる時には鼻呼吸ですね)
座ったままでできるように。。。
そして、無理な力は入れずに緩めることを意識して…できる範囲で行ってくださいね。
まずは〜鎖骨の下を広げましょう。
後ろで手を組んで、両肘を寄せるようにして腕を後ろに引きます。そのまま腕を右に左にとゆっくり振ります。
→鎖骨の下を広げて胸を開けるようにすることで呼吸しやすくします。猫背を戻す効果もあります。
そこからもうひとつ…
首から肩にかけてのストレッチ…肩こりにも効果的なストレッチです。
先程と同じく後ろで手を組んで、肘を寄せるようにして、腕を下に引っ張るようにしながら〜首を倒します。
腕はキープしながら〜右耳を肩に乗せるように、反対も左耳を肩に乗せるように、ゆっくりじっくり倒していきます。
右に倒せば左首から肩、左に倒せば右首から肩が伸びます。
首を倒した状態で楽に呼吸をしてあげてください。無理な力はかけないように…
じっくり奥までストレッチできます。
次に肋骨の間を緩めて呼吸しやすくするために〜
両手を真っ直ぐに上げて手を組みます…できれば掌が上に向くように。
肩を下げる意識で
息を吐きながら上半身を右に倒します。
倒した状態で吸って、吐いて、を3回程繰り返して吐きながら真っ直ぐに戻し左に倒すところまで。
左に倒した状態で同じことを…吸って、吐いて、を3回繰り返して、吐きながら真っ直ぐまで戻します。
無理に体を倒す必要はありませんので、できる範囲で。
肋骨の左右を終えたところで、今度は肋骨の前後です。
同じく両手を上げて掌を下にして組んだところから〜
息を吐きながら上半身を前に倒します。肩を下げてお臍を見るようにすることで首から背中も伸びると感じられるように。
その状態で、息を吸って、吐いて、を3回程繰り返し、吐きながら真っ直ぐに戻し、そこから伸びをするように腕を耳の後ろまで…肩は上がらないようにしながら、伸びたままで吸って、吐いて、を3回程繰り返して真っ直ぐに戻します。
戻したら、肩の力を抜いてゆっくり腕を下ろします。
ひととおり終えたところで、深呼吸です。
息を全て吐き出してから、肩を下げながら吸っていきます。
たくさん吸おうと頑張らなくていいです。
吐き出したら、自然と入ってきます。
吐く時に、猫背にならないように気をつけてください。
吸う時に、後ろ側の肋骨下辺りに空気が入るような気持ちで…
以上を焦らずゆっくりと、自分のペースで、頑張りすぎず(頑張ろうとすると力は入りすぎちゃうからね〜) 続けてみてください。
<表現者のための身体とリズム> というレッスンで行ってることの一部です。
この状況ですから、自らの身体をケアすることも大切だと思うのです。
予防だけでなく、自己免疫力を上げて、万一の時に重篤化しないように身を守ることも大切だと思います。
呼吸法はその中でのひとつ…
デスクワークや自粛などに疲れたと感じらたらぜひお試しくださいね🤗