ADRENALINE

さおりの日常ブログ
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京都中心

今読むべき名作

2011-08-06 16:10:22 | 読書
前回の「遙かなる未踏峰」に続き

今回読んだのは



「永遠の0」百田 尚樹

申し訳ないくらいの号泣で。

まぁまぁ分厚い本だったにも関わらずイッキ読み。


終戦66年目をもうすぐ迎える今年、66年前の日本と言う国を知るにおいて

読んで欲しい一冊です。

フィクションですが。

フィクション、ノンフィクション関係なく胸に刺さる一冊だった事は確か。


昨年は、ADRENAオープン前だった事もあって

長崎の原爆ドームや鹿児島の知覧に訪れたけど、

今年はこの本と出合えて良かった。

改めて色々考えれた。


簡単にあらすじだけ書くと、

「生きて妻のもとへ帰る」
 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、
 仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。

 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの
 姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。

 祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。

 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は
 健太郎たちの予想もしないものだった。

 凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する
 戦闘機乗りーーそれが祖父だった。

 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、
 なぜ特攻に志願したのか? 

 健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた
 驚愕の事実にたどりつく。


です。

なんかね。

読み出した途端に一気に引き込まれたのには理由が三つ。

一つは、主人公の男の子が現在ニートの26歳。

で、ジャーナリストを目指す姉が30歳。

って言う、私と弟の実年齢と同じだった事。

んでもう一つは、

戦死した祖父について調べる・・・っていうストーリー。

実際、私の祖父の兄も戦死してて、

しかも、本の中の祖父・宮部もラバウルっていう南の島でゼロ戦乗りなんだけど、

山下家の祖父の兄も、今となっては誰も知らないけど、

確か、陸軍で、どこかは分からない南の島か、

その島に向かう途中にで戦死したと言われてる。

なので色んな想像や出来事がダブって仕方なかった。

そしてもう一つは、

特攻隊について。

知覧を訪れた時、展示されていた遺書や絶筆を見て

何とも言えない感情を持った事。

・・・何ていうか、「時代が違ったから。」とか、「今とは教育が違うから。」

とか、それだけでは全然理解できない気持ち。

ん~~~。まだ難しい。

全然上手く言えないわ。

もっとお勉強やな。

ま、そんなちょっとした違和感。


それがググッと本と私を近くしたのは確か。




ココからはややネタバレなので

あんまり知りたくない~!って人は飛ばしてくだされ!!!



本の中で、

印象に残った箇所が幾つもあって。

「優秀だが、勇敢ではなかった。」

と言うところ。

当時言うことの勇敢とは真っ先に死を恐れず立ち向かえる人。なんだろうけれど。

当時、どんな刑罰をも恐れず、卑怯だと罵られても

宮部の、愛する妻と生まれたばかりの娘の為

「生きる」「生き残る」と言うことを何の躊躇いも無く拘り続けた姿に

本当の勇敢さを見たし。

本当に生きて欲しかった。


そして、

本の中の一文で

「某新聞の記者は特攻隊と9.11テロのテロリストが同じだ」

と有るもの。

要は、偏った教育により国民全体が洗脳され、

それ故、特攻が出来たし、あのような遺書が書けたのだ!と言うもの。


でも、知覧で見た遺書や絶筆を思い出すけれど、

あの文字一つ一つが辛かったし、

国に洗脳されて狂信的な若者が書いたとはとても思えない。

今も昔も、皆其々の意思や思想がある。

特攻で死んだ方たち全てをテロリストと同じとし、

狂信的な愛国者だった。とは私はとても思えない。

全然違う。根本的に。

なので、9.11を「カミカゼアタック」って言うのもやめて欲しい。


他にも、

元特攻要員だった方が

新聞社の人の「今こそ特攻の話をするべきなのに、何故しないのですか・・・?」という質問に

「アナタの新聞社を信用していないからだ!」

と返すところ。


歴史的にも戦前・戦中当時、マスコミは戦争を軍人を賛美賞賛していたくせに、戦後くるっと左派に。

戦争を国民にけし掛けたのも賛同を募ったのもマスコミならば

戦後、その全ての責任を国でも政治家でもなく

軍人達に擦り付けたのもマスコミだ。

と言うところ。

・・・・・なんだか、2011年の今現在と変わらないな。

と、悲しくなる。

そうか、

いつの時代も私達はマスメディアに踊らされてるんだな。と。


しかも、

当時の作戦の数々で、鉄砲玉のように兵士は戦地に赴くに付いて

ただの数でしかなくて。前進!前進!前進あるのみ!

オエライサンはいつも会議室。

いざ自分が現地で指揮をとる任務の時は

後進!撤退!退去!退避!


今といっしょじゃねーか。



・・・・・・。

とにかく、久々に色々と思いました~~。


そんで、


本にあって、衝撃だった事。

かの有名な特攻機「桜花」は、

アメリカでは「BAKA」と呼ばれていること・・・・・。

もちろん日本語の「馬鹿」からとって。

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とにかく。


本読み終わったら朝の8時で。

超焦りましたが・・・。


涙がね。

ひどいわ。


目がパンパンだわ。


とにかくこの夏オススメです。





オメデタイ!!!

2011-08-05 18:08:22 | OFF


高校の同級生で私達4人は京都に住んでいたので。

一人暮らしと言えど、最初は一緒に住んでた時もあるしで

ほんとに京都に出てきてからの10年ちょい。

こいつらが居たからホームシックにもならなかったんだな。

と。





ユリンコは二児の母!

富小路「鱗」で旦那さんのスネイクさんと働いてるよ。

ワカパイは前にも書いたマッサージのお姉さん。

店長の嫁でチャッコDのお母さんでもあります。

んで

残る独身組みのレンコロさんがこの旅

富山にお嫁入りいたしました~~~(*゙ε゙*)祝!!!












動きすぎてブレスギ!!!

ゼクシィかいっ!!て位可愛すぎ!











レナコロが伊勢丹ラルフで働いてた時に旦那様の陽君と出会い・・・。

二人はミルミル急接近☆

陽君もレナコロも伊勢丹だった事もあって

会場にはお洒落なスーツのお兄さんがぎょうさんおられましたぞ。

高校の同級生にも沢山会えたし~~♬←名前とかパッと出なくなってたけど。






3人一緒に何か発見伝~!!!












ミオチャンヒョウキンダワ~~。




そして二人は新婚旅行でワイハ~~~へ~~!!!


マカデミアナッツチョコと何か~!!

ヨロシク~~!!!

富山いくしな~!!

ってか黒部ダムに行きたいねん!ずっと!

つれってね~!!


お二人様!!

お幸せにヽ(*´∀`)ノ





さ!!!

ナーバリアン最後の独身になりましたよっと!!!


私はまだだわさ~~(*゙ε゙*)ピヨピヨ