佐野オトリ店の鮎便り

佐野オトリ店の毎日&福士川と富士川の鮎釣り情報を提供します!

追悼 丸尾さん

2013年03月29日 | その他 保's life
3月29日(金)の天気: 
 
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    道の駅とみざわで鮎の塩焼き販売中(不定休)
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静岡新聞釣りライターの丸尾正名さんがお亡くなりになりました。
静岡県にお住いの鮎師であればご存知でしょう。夕刊に「魚影を追って」のタイトルで毎週木曜日に連載されていた記事を書いていた方です。
私が丸尾さんと知り合ったのは昭和55,56年頃、福士川は無名。私36歳、まだ佐野オトリ店を始めて5,6年の駆け出しです。その頃私は静岡県の蒲原へ勤めながらオトリ屋をしていました。勤め先にあった静岡新聞夕刊を見て、“この人に書いてもらえば福士川を鮎のいる川として広められる” と思いつき、静岡新聞にアタックしたのがきっかけです。
何度かの電話後に山梨県の佐野オトリ店まで来ていただき、それからお付き合いが始まりました。
丸尾さんは新聞記者であると同時に、愛知県東部の川~神奈川県酒匂川までどこの川でも知り尽くし、静岡の三羽烏と呼ばれていたほどの大の釣り好き。若造で鮎のことをまだよく知らない私に、数え切れないほどたくさんのことを丁寧に教えてくださいました。釣り用語や石の見方、川の状態や云われなど、そのつど説明してくださったのです。オトリ屋を始めるきっかけはほんの思いつきですが、鮎を大好きになったのは丸尾さんのおかげだとはっきり言えます。
丸尾さんが病に倒れる平成21年10月までの間、毎年ヤマメ解禁前2/15、鮎解禁前5/15日の特集とシーズン中のルポなど、福士川と富士川について何度も記事を書いていただきました。「今日載るよ」と連絡が入ると、静岡県の県境の店へ静岡新聞を買いに出かけるワクワクした気持ちは忘れられません。
丸尾さんの記事は決して “たくさん釣れたよ” という内容ではありませんでした。その時の状況そのままをルポしたものですが、サラッと読んだだけの鮎師さんが来て、「何だ、釣れねーじゃねえか」と文句を言ってくることがよくありました。しかし、丸尾さんの記事を読むと思わず出かけたくなってしまうのでしょうね。
お葬式でお経を聞きながら、出会いから倒れる3日前に松野店で話したこと、丸尾さんとの思い出をずっと思い出していました。
すごい人だったなあ。丸尾さん、向こうでも鮎釣りしてよ。
 
明日(3/30)の清水港潮時刻
満潮  6:47  19:51    干潮  0:56  13:16
 
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平成21年9月24日静岡新聞夕刊 おそらく丸尾さんが富士川について書かれた最後の記事
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蒲原御殿山の桜は間もなく満開です。
桜祭りは4月7日(日)からとのことですが、もう始めた方がいいのではないかと…
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03292 例年、ここは宴会で賑わいます。
美味しい鮎はいかがですか
生、冷凍、開き、甘露煮をご用意しております
 ご注文は下記電話番号まで
鮎の塩焼きは道の駅とみざわで販売しております
 
ナビでどうぞ
佐野オトリ本店:山梨県南巨摩郡南部町福士14790
福士川店:山梨県南巨摩郡南部町福士24990-2
松野店:静岡県富士市北松野796
長貫店:静岡県富士宮市長貫65
富士店:静岡県富士市森島217-2
蒲原店:静岡県静岡市清水区蒲原5000-2-1
 
釣果などお寄せください
E-mail:  sano-ayu*athena.ocn.ne.jp   *は@
0556-66-2045
 
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