第1回 「ルンビニ農園&チャレンジ農園吉山」研修視察
広島市食農コーディネーター「山水風土」
平成26年8月9日(土)13時~ 参加者 大人 9名 子ども 2名
① ルンビニ農園
心配した雨も風もなく、標高300mの心地よい空気の中で、
今田さんより約2時間熱く語っていただきました。

現在、ビニールハウス37a,露地10aで、
小松菜を中心に広島菜やバジルを農薬や化学肥料を
ほとんどカットし生産されています。
農業は、自然相手でありプロダクトアウトなので、
労力の割りには収入に結びつかないけれども工場化して計画農業をする気はなく、
野菜と向き合いながら作っていきたいとのことでした。
また、6次産業化として、
「バジルドレッシング」をセンナリ(株)さんと商品化されていることは、
興味深かったです。
市やJAからのアドバイスを待っているだけではなく、
自らいろいろチャレンジして いかないといけないと言われていました。
そして、何と驚きと感動がありました。

わたしたちの仲間 山田さんのアドバイスで、ルバーブジャムを商品化されていました。
勿論、 紆余曲折はあったようですが、
われわれの本分である生産者と消費者を結ぶ実践を目の当
たりにすることができました(拍手)

それから、今田さんが〝もう少し簡単な小松菜のレシピが欲しい”と
農家さんが言われているとお聞きしました。
いつまでも話はつきず、後ろ髪をひかれる思いでルンビニ農園を後にしました。
② チャレンジ農園吉山

農園長の羽熊さんよりお話を伺いました。
農村活性化事業を卒業された川中さんが2年前より
吉山で開発されています。
高温多雨な米作中心の吉山で畑作はなかなか難しい中、、
また 外部の者を受け入れていただくために、
地域活性化を1番に考えてその名の通りいろいろチャレンジされています。
(リース農園・約20種の野菜つくり・イタリア米の栽培・レストラン・
「みなとマルシェ」出店・産直市・バジルドレッシング販売)
野菜を育てておられるけれども、
老若男女たくさんの人たちも育っていることを感じました。

日本でここでしか栽培されていない?
イタリア米が腰ほどに伸びていましたが、
無農薬なので雑草との戦いだと言われていました。
終わりに、ハーブ摘みやとうもろこしの収穫をしました。
とうもろこし、とっても甘かったです。
http://www.eventos.co.jp/agricola/ 「チャレンジ農園吉山」




コーディネーター相互の親睦を図りながら、時には部屋を飛び出して、
日々農業と向き合っておられる所を見学、交流できたことは
とても実りのある研修でした。
今回、残念ながら参加が難しかった方も次回、どこか視察できたら・・・と思います。
文責 横山
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