1970年代以降、私の知っている限り、スモークマシンの煙を「拡散させたり」「遠くまで送る」ことを主目的に、送風機(ファン)を併用してきました。
使用する送風機(ファン)が使い捨ての安価な機材で、すぐにでも買い替えが可能であれば何も問題は無いと思います。ですが、なかなかそういった事も無いと思います。
理想的な「結論」から言えば、「送風機(ファン)に煙を吸わせない」 というのが基本です。
送風機(ファン)に使用されているモーターの多くは、煙(原料の多くは油)に必ずしも耐性がありません。
ある日、送風機(ファン)から異音がするとか、動かなくなるとか、そのような不具合の原因にもなりかねません。
そうなってしまったら、構造的に修理不可能であることが多いのです。


ユニーク2.1 ヘイズマシン(70%の出力、2Lボトルで約5時間運転可能)
写真の例は、スモークマシン(Unique2.1、ユニーク2.1)とREファンの併用例です。
このように、送風機(ファン)に煙を吸わせないように設置できるとベストですね。
もちろん、現場の状況にも寄ります。
たいへん地味な事例ですが、機材は大事に末長く使いたいものですよね。
特殊効果コンシェルジュ 小峰聖
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