「無事之名馬」

秋田じゃ観れなかった代表戦の夜に久々の蹴球ネタ失礼します。



「無事之名馬」なのでしょうけれど

諦めきれない「名馬」でございます。

梶山陽平その人です。


北京五輪チームの代表監督で現・松本山雅監督の反町さんがインタビューでこんな発言をされています。

「あいつだけなんだよ、北京五輪で選んだメンバー18人の中で唯一、フル代表に呼ばれていないのは。だから、もがき苦しんだとは思う」


https://www.soccerdigestweb.com/news/detail1/id=50216


本田、香川、長友、岡崎、内田など錚々たる面子を揃えたあのチームで

堂々と、ど真ん中で10番を背負っていた選手です。


「怪我だろうな」

反町さんは続けます。

そう、怪我さえなければ。



2014年にかほキャンプでの写真です。





手前で膝に負荷をかけています。

移籍していた大分での怪我が回復し、ここからという感じが伝わってきます。

練習後は「上がってきていますよ」と答えて下さいました。




しかし怪我さえなければ。

若い頃から今に至るまで、ずっと怪我につきまとわれたプレーヤだった気がします。


願わくば故障を抱えていない「完全体・梶山陽平」を見たかったです。


本当にお疲れ様でした。

諦めきれない「名馬」でございました。
（booboo）