SandlotBaseballClub UNIONS

草野球チームUNIONSのHP管理人が有るコト無いコト好き勝手に書く為のページ…現在育児休部中なのでほとんど私語ですが。

●父親未満:1●うわぁ~見ちゃったよ…!

2008年05月01日 23時38分02秒 | 家族の肖像
前夜の寝不足解消に昼寝でもするか、とゴロリと
転がったところを破水した!と起こされて長い夜が
始まりました。

ナンダカンダは省略して分娩室。
連れが“立会い希望”としていたので逃げようにも
逃げられず、僕も中へ入りました。
このとき時刻は午後10時過ぎでしたが、
「経産婦さんならココから15分なんですけどねぇ」
と助産士さんが言った時には1時間45分経過して
午後11時45分になってました。

そして更に2時間は経過して
「陣痛が弱まってきたので体力を温存する為にも、
眠れたら少しだけでも眠って下さい」
という展開に…しかし当人は時々来る陣痛で眠れず
手を握られている僕も引き摺られて眠れません。

結局4時近くなって陣痛促進剤を使いましょうと
決断し、イザ最終決戦です。

しかしココからが怖かった。

手術用ライトで逆光になった担当の助産士さんが
太い注射器に麻酔液を満たし、その横で女医がメスを
ギラギラさせつつ待機しています。
更に処置後に
「もう一押し!」
ってんで補助の助産士さんが彼女の胸にひらりと飛び
乗り(という印象。もちろん実際には乗ってません)
腹をギゥギゥと押します。

で、彼女は
「キィィィィェェェェェェェェェエエエエ!」
と絶叫しつつ半分起き上がる勢い。

その間の僕はというと、極端な話ですが他人の
痛みなのでキョトンとしつつ「うわぁ、ニューズ
ウィークで読んだソヴィエトの精神病棟みてぇだ…」
なんて思ってたりして。

妙に現実感のないまま立っていたのですが「よし、
あと少し!」の声に釣られて、つい見てしまいました。

 頭 が 半 分 ば か り
  出 か か っ て い る と こ ろ を。

いやぁ強烈でした、赤黒く毛の生えた球体がネトネトと。

生命の神秘がどうとか神々しさがどうとかという
コメントは、正直なとこ僕には無理ですね。
至極当然な話なのですが、人間も動物だなぁと。

とにかく無事に出産終了。
時刻は午前4時23分で、窓の外は明るくなってました。



ちなみに柳家金語楼みたいな顔してました…女の子なのに。


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