もとの姿に戻ったベランダのサボテン、短毛丸。
真ん中あたりにある
おへそのような突起に目が留まります。
これは、
以前に子供が付いていたところ。
正確には「子株」というようですね。
初めてサボテンの子供が生えてきたのを見つけた時は、それはそれは嬉しくて!!
成長を見守りながら、大きくなっていくのを見るのが楽しみでした。
ですが……
だいぶ重たそうに。
この短毛丸の元親である“えっちゃん”にこの写真を見せたところ
「いい歳になってまだ親のすねかじって、
年金暮らしの親の負担になってる中年って感じよ」
それは大変っっっ!!
親から引き離そうと
手には軍手、子供をタオルで覆い、
ガシッと握って引きちぎ…いや、これがなかなか、取れないっ、無理矢理ねじって、最後はポキッと折るように力づくで。
親元で直接栄養を吸収しながら
大きく成長した、短毛丸ジュニア。
ジュニアの親離れをもっとはやくに手がけていれば、親にこれほど痛手を負わせることはなかったはず。
親離れ子離れには
するべきタイミングがあるんだとわかりました。
人間もまたしかり。