お香典をお渡ししました。
すると翌日、
「これまでのお礼としてPayPayで送金したからそれで好きなもの買ってね」と
私がお香典で包んだ金額と同額がPayPayに。
「納骨の日は早めに家に来れる?」
と事前に言われていました。
お昼を用意して下さるとのことで、
食べ終わったら
霊園までは一緒に車に乗せて下さるとのことで。
「お花もお線香もいっぱいあるからどうぞ手ぶらで来てね」
そう言われていました。
お宅に伺って、
お昼をいただく前に
お香典を手渡そうとすると
「手ぶらで来てって言ったのに!」と
言われました。
お花もお線香も
ちょっとした手土産のお菓子すら
何も持たずに伺ってるつもりです。
お香典はまた別。
形式的なことなんでしょうけれど
これはこれ、と思っていました。
「袋に宛名もないんだし、そのまま持って帰って」
そう言われたものの
そのために用意してきたものでしたから
そのままお渡ししました。
お昼ごはんをいただき、
納骨も無事に終わり、
再びお宅へ戻って
晩ごはんもご馳走になる予定になっていました。
ご主人と食べるつもりで
取り寄せていたフグ料理セットが
ご主人が亡くなってから届いたとのことで
「寂しくなるから一緒に食べて欲しい」と。
それなら送迎をして下さっていた男性も一緒に、
と提案して三人でいただき、
「帰りは送ってもらうからね」と
私を家まで送るよう話がついていて
男性の車に三人で乗って
私は家まで送っていただきました。
納骨が無事に終わりました。
フグ料理も寂しい思い出にならずに食べ終わりました。
なんとなく私の気持ち的にも一段落したところ。
そんなタイミングに、PayPay。
これではまるで“いってこい”。
ご本人はそんなつもりはまったくないでしょうが
私が渡した香典が戻ってきました。
“手ぶらで来てって言ったのに”
その言葉を思い出し
香典は受け取るつもりはなかったから
お返しするわね、と言われたような
なんだかそんな
ちょっと寂しいような。
『お礼だなんて恐縮です。
そのお気持ちに感謝いたします。』
すぐにそう返信できたら良かったのでしょうけれど…
「えー、なんで」と送ってしまいました ( •︠ˍ•︡ )
するとそれに対して
「私の気持ちよ、受け取ってね」と。
「お気遣いすみません、ありがたく頂戴します」
そう私が返信できたのは
翌日の夜になってしまいました。